翠軒 三十帖冊子 鈴木翠軒
手本としてお弟子さんに渡されていた鈴木翠軒が臨書した空海の三十帖冊子を底本として1冊の本にしたもの。半紙半分サイズでこのまま半紙の横に置いて手本として利用できるように作られている。
手本としてお弟子さんに渡されていた鈴木翠軒が臨書した空海の三十帖冊子を底本として1冊の本にしたもの。半紙半分サイズでこのまま半紙の横に置いて手本として利用できるように作られている。
鈴木翠軒のかな手本帖有名人の手紙文と本人の礼状を中字のかなで書いたものゆったりとした風情があって、あまり他では見ない仮名手本のスタイル
戦前に発行された鈴木翠軒の行書七言絶句 の法帖見開き10ページ文字数28文字、一文字のサイズは10cmほど。解説に釈文、訳文と全28文字の書法の解説がされている。文字の解説は鈴木翠軒の書道の知識と本人の感覚的なものが両方がうまく表現されていてとても面白い。
渡邊求古氏への臨書手本として鈴木翠軒氏が書いた物が底本となっており、原寸大で上部にある実線部を切り離すと1枚づつの弟子に与えられていただものと同じ形の手本になる。この本が薄いクリーム色の紙を使用しているのは元の手本が二番唐紙を使用していたため雰囲気を再現する目的があっての事だそうです。
謙慎書道会創始者 西川寧の遺墨集で32ページからなる小冊子「西川寧展 読売書法会十周年記念」1993年、「西川寧 書の巨人」2002年など展覧会は没後にも何度か開催されている。掲載作品の数は展覧会の図録のほうが多いうえ、解説もあるので作品をたくさん見たい人には展覧会図録をおすすめしたい。
豊道春海が中国 唐の政治家、魏徴の「述懐」という詩を楷書、行書、草書の三體で書いた法帖昭和7年 瑞雲書道会発行
謙慎書道会の歴史と歴史を築いた書家たちの図録創立の昭和8年から現代までの謙慎書道会の歴史がわかりやすく解説されています。
センチュリー文化財団発行の古筆と水滴の図録個人蔵の古筆やあまり見かけない可愛い水滴のコレクションもあり見て楽しい一冊。巻末には小松茂美の解説付き。
昭和46年に玄美社から発行された玄美社法書名品選の中の『丗帖冊子抄 伝橘逸勢』空海が唐よりの帰国に際し密教の経論、儀軌などを書写したもののことを三十帖策子という。その中でも比田井天来が橘逸勢が書写したと指摘している箇所が第廿九帖の一部である。この第廿九帖のサイズは縦14,5センチ、横16センチ、全部で44ページあるが、この本では橘逸勢が書写したとい …