All posts tagged: 鈴木翠軒

伊闕佛龕碑

伊闕佛龕碑 鈴木翠軒

渡邊求古氏への臨書手本として鈴木翠軒氏が書いた物が底本となっており、原寸大で上部にある実線部を切り離すと1枚づつの弟子に与えられていただものと同じ形の手本になる。この本が薄いクリーム色の紙を使用しているのは元の手本が二番唐紙を使用していたため雰囲気を再現する目的があっての事だそうです。

翠軒 黄庭経

黄庭経 鈴木翠軒

鈴木翠軒が書いた王羲之の黄庭経原本は小楷ですが、翠軒はそれを1字10cmほどの大字で書いています。この法帖について翠軒は同じ王羲之の小楷作品として知られる「楽毅論」と比べて書としての格が下がるといいつつも「黄庭経」を習うと「精神生活が高尚になる。人品も高尚になる。作品も高尚にならざるを得ない」と語っている。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋 …