宇野雪村の美 : 第63回毎日書道展特別展示
2011年に開催された宇野雪村の展覧会図録。初期の作品から前衛書。様々な臨書手本、自用印、収集品(拓本ほか文房四宝)、著作物など総合的に掲載されていて宇野雪村の生涯に渡る書道への取り組みを見ることができる。図録ならではの手軽さもあって手元に置いておいて損のない1冊。
2011年に開催された宇野雪村の展覧会図録。初期の作品から前衛書。様々な臨書手本、自用印、収集品(拓本ほか文房四宝)、著作物など総合的に掲載されていて宇野雪村の生涯に渡る書道への取り組みを見ることができる。図録ならではの手軽さもあって手元に置いておいて損のない1冊。
小野田雪堂が「顔真卿三稿」争座位稿・祭姪稿・告伯父文稿を3行×約11文字で臨書したもの各ページに臨書と原本と釈文・通釋が書かれています。臨書をする時に一文字つづの文字の形を見るというより作品にした時の全体のバランスが気になる方におすすめします。サイズ 25.7センチ×18.6センチ 書藝新潮社 1985年発行 62ページ
昭和14年発行の西川春洞遺墨集 晩翠軒作品ごとに当時の持ち主も書かれているので有名書家たちによる持ち寄りだったことも興味深い。書だけでなく絵や印譜なども掲載されてる。作品数も多く、見応えがある。
川合東皐の古稀を記念して出版された篆刻集の続集。197顆掲載書籍サイズ 25.5センチ昭和63年発行
幕末明治の政治家でありつつ能書家としても有名な副島種臣の書作集
平成元年の玄美社展覧会で特別陳列品として展示された文房清玩の目録珍しい拓本と文房四宝が多数掲載されています。
2017年に帝京大学書道研究所から発行された現代かな書道の代表格、榎倉香邨の作品集。初期から晩年までの作品を時代を追ってみることが出来る。掲載数は多いものの小さめのモノクロページでの写真版もあるので作品の細部が見たい方よりも全体的に榎倉香邨作品を見たい方にお勧め。
青山杉雨による書体別入門書それぞれ40ページくらいの冊子ですが、運筆、字形などわかりやすく解説してあります。
初唐の詩人 劉廷芝(希夷)の七言古詩を大正から昭和にかけて活躍した書家 豊道春海が書いたもの。楷書・行書・草書の三体がそれぞれの法帖に書かれているため比較して楽しむことも、それぞれに練習することも出来る。文字の大きさは縦26センチ横8.5センチの帖に一行4文字で書かれているので少し小ぶりの印象。
平成28年に謙慎書道会の開催した張瑞圖の展覧会を1冊の本にまとめたもの。29点とそれほど作品数は多くないがそれぞれの作品の全体が良く見えるように1点につき何枚もの写真が掲載されています。