劉廷芝 代悲白頭翁詩(楷行草) 豊道 春海
初唐の詩人 劉廷芝(希夷)の七言古詩を大正から昭和にかけて活躍した書家 豊道春海が書いたもの。楷書・行書・草書の三体がそれぞれの法帖に書かれているため比較して楽しむことも、それぞれに練習することも出来る。文字の大きさは縦26センチ横8.5センチの帖に一行4文字で書かれているので少し小ぶりの印象。
初唐の詩人 劉廷芝(希夷)の七言古詩を大正から昭和にかけて活躍した書家 豊道春海が書いたもの。楷書・行書・草書の三体がそれぞれの法帖に書かれているため比較して楽しむことも、それぞれに練習することも出来る。文字の大きさは縦26センチ横8.5センチの帖に一行4文字で書かれているので少し小ぶりの印象。
戊申詔書の川谷尚亭版。こちらも日下部鳴鶴版同様に昭和の時代になってから発行されたもの。小ぶりな文字で1頁に8文字分の三体楷・行・草書が書かれています。巻末には戊申詔書の解説と釈文もあって内容についても理解しやすくなっています。
半紙1枚に6文字サイズの法帖で大きな臨書作品を書く前の練習用としていかがでしょうか。巻末には全体写真も掲載されています。 西東書房発行昭和58年
上下2巻からなる折帖仕立ての法帖平成13年に近代書道研究所より発行された。一行3文字なのですが、最初から最後まで繋がっているような勢いの途絶えない作品。
こちらは昭和3年に発行された日下部鳴鶴書の『戊申詔書』明治41年に明治天皇より発布されたものではあるが、当時も引き続き広く国民に受け入れられていたと思われる。書道の手本にも日本の歴史を感じる一冊です。
昭和10年三誓社出版部発行の鈴木翠軒書、「翠軒いろは帖」折帖形式で見開き大字6文字でいろはが書かれています。発売すぐに第四版まで発行されていることから人気の高さがうかがえます。
昭和15年に限定300部で発行された法帖31.5cm×11cmの小さめの折帖に潤滑と墨色が際立ちます。12折と文字数は少ないですが半紙サイズの草書作品としても見ごたえがあります。解説釈文はありません。もしかしたら別冊であったのかもしれません。
現在発行されている書道の拡大版法帖といえば二玄社から出ている「新装版拡大法書選集」と「精選拡大法帖」が一般的ですが、うちは古本屋ということで過去の拡大版法帖をご紹介します。 一つ目は前にも紹介した二玄社の現シリーズの旧版にあたる「拡大法帖選集」。A4半分のサイズをリングノート風に仕立てたもので手本を半紙の真横に置いて練習しやすいように作られています …
昭和18年発行の辻本史邑によって書かれた『雁塔聖教序』の臨書手本近現代の書家による臨書手本の多い『雁塔聖教序』なので他の作家のものと見比べることも可能です
辻本史邑による王羲之の「十七帖」の臨書手本1ページに2行6文字、3行15文字、4行24文字の三種類の文字のサイズで書かれている。昭和14年、駸々堂書店より発行