青山杉雨臨散氏盤
平成6年、近代書道研究所発行。中国清代に出土し現在は台湾の國立故宮博物院に所蔵されている西周時代の青銅器「散氏盤」。その内側に描かれた銘文を青山杉雨が臨書した法帖。一般的な金文に比べ平べったくて左右非対称なところが特徴。書かれている文章の内容は領地の境界を定めた証書的なものだそうです。
平成6年、近代書道研究所発行。中国清代に出土し現在は台湾の國立故宮博物院に所蔵されている西周時代の青銅器「散氏盤」。その内側に描かれた銘文を青山杉雨が臨書した法帖。一般的な金文に比べ平べったくて左右非対称なところが特徴。書かれている文章の内容は領地の境界を定めた証書的なものだそうです。
日下部鳴鶴による司馬使君墓誌銘の臨書手本見開き12文字で書かれた柔らかな楷書で鳴鶴千字文を思い出す こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
通常の折帖タイプとはちがう昭和21年10月発行の『北山移文』後ろに本文についての詳しい解説付き戦後約一年程度で発行されたもののため、紙質は悪く印刷もあまり良くない本サイズ 24.3㎝×12.2㎝ 枠サイズ 17㎝×7.7㎝ 文字サイズ 約2㎝
昭和19年に鶴書房から発行された貫名菘翁の般若心経です。軽くてコンパクトな和綴じ本で持ち歩きにも便利です。本文のあとに般若心経の解説や菘翁のプロフィールなどもあります。
雄山閣から発行された中村不折による法帖書論集のなかの第6回配本分、王羲之蘭亭序の由来ほか発行当時存在していた各種蘭亭序についての解説とその他有名な法帖についての概説。あまり最近では聞かない明清の法帖のことも書いてあるので興味深い。また本文を説明するにあたって必要な図版を概覧として別冊折帖にしてあるので参考にしやすいうえ、手本としても利用できる。
平山康堂作、林祖堂による二千字文昭和時代の常用漢字を現代のものと比べてみるのも面白い
頼山陽の漢詩蒙古来を隷書で書いたもの見開き6文字でユニークな印象
明治29年発行の尋常中学校習字科教科書用のため小野鵞堂によって書かれた三體書から行書の楠公湊川碑と草書の東湖正気歌。どちらも学生用らしく中字でのびのびと書かれています。長さ約24cmの折帖に見開き5文字4行一文字約3.5cmほどの大きさです。
昭和12年から三省堂より刊行された書道雑誌「書苑」こちらはその中から西域出土写経號第二集ですが、珍しい写経の図版がたくさん見られるうえ、中村不折や神田喜一郎の文章も掲載されています。いわゆる有名な法帖特集だけでなく何子貞、張瑞図など清代の書家についての号もあるのでそれぞれについて勉強してみたい人におすすめです。本来は全85冊セットでの販売ですが、現 …