All posts tagged: 日本美術

『六朝の書法』中村不折 2017/12/09

書道博物館の初代館長 中村不折の書いた六朝の書法の手引書 不折はこの中でまず38種類の碑文の臨書を行っています その後に本論として書道の歴史から六朝書道(碑文)がいかに書道学習のために 良いかを語って、最後に書体論、筆法論と続いていきます 書道を愛した中村不折の書道に対する考え方が分かり 法帖に物足りなさを感じたらこの本を読んでみるといいかもしれま …

『古写経-聖なる文字の世界』2017/12/06

2004年に京都国立博物館で行われた古写経の展覧会図録です 明治から昭和にかけて写経と銅鏡を蒐集した弁護士・守屋孝蔵から寄贈された古写経の中から名品を選りすぐって開催されただけあり、過去に行われた古写経関係の展覧会図録の中でも 特に貴重な資料となっています。 『古写経-聖なる文字の世界』京都国立博物館 2004年発行

小林斗盦篆刻展図録 2017/11/30

篆刻家初の文化勲章受章者 小林斗盦の作品図録 3冊をご紹介します 去年東京国立博物館で『小林斗盦 篆刻の軌跡』という展覧会が行われたことは記憶に新しい 図録のあとがきに斗盦の若い時からの信条が書かれている 「私は古典を尊重摹倣し、近世の名人の作品を分析咀嚼して、完璧を期すことを 念頭する。」

『根津青山の至宝』根津美術館 2017/11/22

東京の都会の喧騒から少し離れたところにひっそりと存在する 青山の根津美術館。 そのコレクションの中から特別な物だけを集めた展示会が2015年にありました 図録にはコレクションに関するコラムなどあまり普段知る事が出来ない 昭和の美術蒐集の裏話が書かれていて読み物としても楽しめます o

『中村不折』<昭和美術百家選> 2017/11/15

書道博物館の素晴らしい収蔵品を見ると日本画家であり書道博物館の初代館長であった 中村不折とはどんな人物だったのか知りたくなります。 この本では、不折の生い立ちから業績、家族についてなど 気になる情報が読みやすい構成でよく書かれています 中村不折の生涯を知る事で書道博物館がさらに大切に思えるので おススメしたい1冊です 『中村不折』昭和16年 日華美 …

『良寛名品選』雄山閣 2017/10/17

いま国内外で人気のある良寛さんのかなから書簡までを集め、5冊の法帖にした名品選です どれも見ごたえ抜群ですが、 特に大字草書は縦の条幅がそのまま折帖になっていて迫力があります どこかホッとする良寛さんの字を見て寒い今週を乗り切りましょう