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伊闕佛龕碑

伊闕佛龕碑 鈴木翠軒

渡邊求古氏への臨書手本として鈴木翠軒氏が書いた物が底本となっており、原寸大で上部にある実線部を切り離すと1枚づつの弟子に与えられていただものと同じ形の手本になる。この本が薄いクリーム色の紙を使用しているのは元の手本が二番唐紙を使用していたため雰囲気を再現する目的があっての事だそうです。

翠軒 黄庭経

黄庭経 鈴木翠軒

鈴木翠軒が書いた王羲之の黄庭経原本は小楷ですが、翠軒はそれを1字10cmほどの大字で書いています。この法帖について翠軒は同じ王羲之の小楷作品として知られる「楽毅論」と比べて書としての格が下がるといいつつも「黄庭経」を習うと「精神生活が高尚になる。人品も高尚になる。作品も高尚にならざるを得ない」と語っている。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋 …

書式手本集

書式手本集 書之友付録

昭和の書家が書いた条幅・扁額(漢字/かな)短冊・色紙・扇面・書簡の手本をまとめたものそれぞれ落款の場所やちらし方など創作初心者にもわかりやすく書かれています。松本芳翠・高塚竹堂・中村春堂・神郡晩秋ほか こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

多田親愛 翠雲帖

多田親愛 翠雲帖全5巻

明治前期の書家 多田親愛のかな手本帖。大字のいろはから始まり徒然草、鶯宿梅、大井河行幸和歌序の5帖からなる。縦18,5センチ横8,5センチの小型本ながら小ささを感じない書きぶりである。明治37年 江戸八左衛門発行 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

春日帖

春日帖 尾上柴舟

明治から昭和初期に活躍した歌人、詩人、書家の尾上柴舟のかなの手本見開き2首がバランスよく散らして書かれています。古筆の研究家らしい丁寧なかなで古典を見ているようです。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です