呉昌碩作品集 上海人民美術出版社
絵画篇と書法篆刻篇の全2冊。大判でカラー頁も多く呉昌碩の作品を一度に色々見てみたい人におすすめです。
絵画篇と書法篆刻篇の全2冊。大判でカラー頁も多く呉昌碩の作品を一度に色々見てみたい人におすすめです。
明治38年初版の日本画家神木猶之助(鷗津)によって編集された日本と中国の画集和装本で漢之乾坤・和之上中下の5冊セット 写真のものは明治43年再版
宮本竹逕筆、プレート57枚からなる古典かな名筆の臨書集近現代書家の臨書は書いた人の原本の捉え方や現代の作品としていかに昇華させるかという工夫が感じられる。いろんな角度から書の魅力を感じてほしい。
日本書道史の中で名筆と言われる古典から漢字を集めた字典。和様の作品を作りたいとか、調和体の作品にあった漢字を探したい時に利用すると便利。巻末には仮名の字典もついている。角川書店から出ている日本書道大字典を使うよりずっと手軽で持ち運べるところも良い。
中国の出版社から発行された甲骨文字の字典。手書きの素朴な文字と解説で甲骨文がより身近に感じる。博物館でしか目にしないような甲骨文字と現代使われている文字の共通点を探すのも面白い。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
蓑毛政雄編集による篆書字典。一般的な篆書字典との大きな違いは文字が使われた中国近代篆刻作品の印譜をカラーで掲載している点。篆刻初心者にこそお勧めしたい字典です。
石川芳雲主宰の蛟龍會から発行された清代の尺牘を集めた図録何紹基・楊ケン・趙之謙ほか、それぞれの尺牘に釈文や解釈はないが全編カラー版で鑑賞するには問題ありません
上海有正書局から中華民国11年(1922年)に発行された鄧石如(完白)の小篆八分の法帖。18頁、8文字4行から構成されている。縦横ともにふっくらとした線で穏やかな篆書。
昭和9年に発行された三體二千字文。文部省臨時国語調査会査定の常用漢字1963文字を1個づつ取って書かれている。作文は平山康堂。楷書篇の著者は田代秋鶴、行書篇は岩田鶴皐、草書篇は豐道春海。序詞・天文及地文・國史・修養・四季・家庭・人事・社会と8部に分かれてそれぞれ四文字で構成されていて、25cm×19cmに4列6行のサイズ。国内で作られた二千字文だけ …
書道を習う時に使う本はたくさんあるのに教える立場になった時に参考にする本がなかなか無いと聞きます。教育漢字関係の字書を多く出している安保直彦編著の「書道技法事典」は法帖の歴史から教えるときにちょっと気になる、知っていると役に立つことがたくさん載っています。