Author: 悠久堂書店

『中国古陶磁 東京国立博物館・横河コレクション』2017/02/10

昨日の『平凡社版 中国の陶磁』よりもっと簡単に中国陶磁の知識を得たい! そんな方にお勧めなのが東京国立博物館監修の 『中国古陶磁 東京国立博物館・横河コレクション』です 横河グループ創始者の横河民輔氏のコレクションから 各時代ごとに選りすぐられた中国陶磁を時代順にまとめられています 中国陶磁に興味があるもののなんとなく敷居が高いと思っている方に 読 …

『平凡社版 中国の陶磁』全12冊 天目・青磁・三彩など 2017/02/09

1999年に平凡社から発行された『中国の陶磁』 焼物の種類別に編集されていて、わかりやすい解説もついているので 中国の陶磁にあまり詳しくない人にもお勧めです いま流行りの天目の巻もありますので、本物を見たことが無い方は是非! 『平凡社版 中国の陶磁』全12冊揃い 48,000円

『昭和蘭亭記念展』図録 王羲之

王羲之の蘭亭の宴が催された永和9年(353年)から1620年後の癸丑、 昭和48年に各種の蘭亭叙や蘭亭にちなんだ文物、現代の作家の作品などを一堂に会した 展覧会が行われました 千年以上の時を超えて今なお書聖として君臨する王羲之最高傑作を 様々な角度から楽しめる図録です。 『昭和癸丑蘭亭展図録』 日本書藝院 『昭和蘭亭記念展』 五島美術館

『化度寺碑』書学院出版部

『九成宮醴泉銘』で有名な唐代の楷書の名人、欧陽詢の『化度寺碑』 書学院出版部から昭和53年に発行された『化度寺碑』は敦煌本と呼ばれる 唐の原石拓本の一つです。 本来はもっと長文ですがこちらは初めの8行のみです。その中に 欧陽詢の筆使いが感じられる逸品です

『潘存臨鄭文公下碑』清雅堂

日本で多くの書家と親交を持った清代の学者楊守敬の師にあたる 潘存の『鄭文公下碑』の原寸大臨書。 約5.8cmの枠の中に一字づつ丁寧に書き込まれている。 原文と照らし合わせると文字の重複や脱漏があるらしいがそのまま使われているところに 素人の私は親しみを感じます。  

『彩られた紙 料紙装飾』とかなの美

かな作品を見るとき、かなそのものよりもついつい料紙の美しさに 目を奪われるという事はありませんか? 日本の伝統技術の一つ料紙の世界を楽しめる図録です。 巻末には掲載品ごとの解説と料紙に関する用語辞典もついているので 自分の作品作りの時、参考にすることもできるので1冊あると便利です。 『彩られた紙 料紙装飾』徳川美術館 平成13年

『楽毅論三種』清雅堂 2017/1/21

書聖 王羲之の真書第一と言われているのが『楽毅論』です。 小楷で書かれた作品ですが、 奈良時代光明皇后が臨書した物が現存していて 当時から日本でも王羲之の書が手本として使われていたことがわかります。 『楽毅論三種』清雅堂 光明皇后御書 宋拓秘閣帖本 宋拓星鳳楼本