Author: 悠久堂書店

『菘翁三稿』書学院出版部 2017/01/20

元の趙子昴の千字文に王羲之の影響を見るなら、 江戸の貫名菘翁からもその影響が様々なところで見られて興味深いです 『翻刻左繍叙』などは稿にも関わらず王羲之風の行書で書かれているのがわかります 丁寧な行書8ページの作品で臨書などに最適です 『菘翁三稿』書学院出版部 貫名海屋 昭和55年

『趙子昴行書千文』清雅堂 2017/01/19

たびたび千字文をご紹介していますが 今日は『趙子昴行書千文』です。 趙子昴は中国、元代の文人ですが、生涯千百篇の千字文を書いたと いわれています。 東晋の王羲之・王献之親子を手本に古典を学んだ 趙子昴の晩年期の傑作ですので、 これから千字文を勉強しようという方にはおすすめです。 和綴じ、原寸大コロタイプで細部まで見やすくなっています 『趙子昴行書千 …

『陳鴻壽行書冊』白紅社 2017/01/18

中国、清代中期の文人で篆刻、書画に優れた陳鴻壽の行書見本帖。 装丁は和綴じで、1ページ約8文字、全部で七首の七絶が収められています 篆刻では個性的でどちらかと言えば装飾的な印を掘る陳鴻壽ですが 行書はさっぱりとしたスタイルで伸びやかな印象があります。 好みの分かれそうな気もしますが、案外好きな人も多いことでしょう 『陳鴻壽行書冊』白紅社 昭和34年 …

『故宮博物院』全16冊 NHK出版 

台北の故宮博物院に行ったのに見たかったお宝を全然見れなかった! そんな方には、 NHK出版から発行されている『故宮博物院』シリーズをおススメします。 絵画、書、陶器、工芸など各ジャンル時代ごとで15冊に編集されています。 拡大写真も掲載されていて 実物を直接見るのとはまた違った楽しみがあります。 作品ごとの詳しい解説もあり、別巻で年表がついていると …

大相撲初場所を見ながら図録「相撲の歴史」 2017/01/12

昨年からの日本人力士の綱取り挑戦で連日大相撲は盛り上がっていますね。 ただ見ているだけではつまらないので、長い相撲の歴史を図録で調べてはいかがでしょうか? 相撲の起源から江戸時代の華やかな浮世絵まで気になる相撲のことがいっぱい載っています。 【相撲の歴史‐堺・相撲展記念図録】堺市博物館 1998年

『かな連綿字典』を使って創作しましょう

かなの作品が作りたい!と思っても書き出してみるとなんだかおかしい。 そんな時に便利なのが『かな連綿字典』です 有名な古典作品ごとに編まれた字書なので 一般的なかな字典よりも選字がしやすいのが特徴です 高野切第一種系列の字書で見ると 「よみびとしらず」だけでもこんなにありますよ

『齊白石画集』を鑑賞する

新しい年を迎えて10日が経ち、昨日までの正月気分を早々と懐かしむ そんな1月10日にご紹介するのは『齊白石画集』です。 清代の巨匠 齊白石の絵にはイモや白菜など庶民的なものが多くありますが そこには人間の強さと温かさを感じられます。 寒い季節に鑑賞するとほっこりします

畦地梅太郎の小品を入荷しました 

人気の畦地梅太郎の作品を入荷しました どれも小さな作品で場所を選ばないデザインです 雷鳥のものは小さなガラス絵です。かわいいですね 2017/01/09 【畦地梅太郎の版画をお持ちで売られたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ご依頼は買い取りフォームまたはメール、 電話にてご連絡いただけますようお願いいたします。 買い取 …