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松居遊見叟碑 貫名菘翁

松居遊見叟碑 貫名菘翁

昭和49年に西東書房から発行された貫名菘翁「松居遊見叟碑」
文字のサイズは縦横3センチで本体は31.5センチ×15.2センチの折帖仕立て
四種現存する碑文稿のうち、こちらは日下部鳴鶴旧蔵本。
同じ日下部鳴鶴旧蔵本が「貫名菘翁真蹟松居遊見叟碑文稿二種」というタイトルで1993年に清雅堂から発行されている。

小野田雪堂臨 顔真卿三稿

小野田雪堂臨 顔真卿三稿

小野田雪堂が「顔真卿三稿」争座位稿・祭姪稿・告伯父文稿を
3行×約11文字で臨書したもの
各ページに臨書と原本と釈文・通釋が書かれています。
臨書をする時に一文字つづの文字の形を見るというより作品にした時の全体のバランスが気になる方におすすめします。
サイズ 25.7センチ×18.6センチ 
書藝新潮社 1985年発行 62ページ

日本書道手本集

日本書道手本集 平凡社

昭和16年発行のかなと日本の書の手本集
原本や書き方が掲載されているのではなく、それぞれの字典形式になっているところが珍しい。それぞれの文字と連綿が約50ページほどのにまとめられた簡易版ではありますが、かなの創作に利用するのに便利そうです。
御物倭漢朗詠集
関戸氏蔵古今和歌集
桂宮本万葉集
小野道風屏風土代
元暦校本万葉集第一

菘翁白玉井銘

菘翁白玉井銘 西東書房

菘翁63才の作で京都の井戸の銘として書かれたもの。
左繡叙とともに菘翁行草作品の傑作とされる。
出版物としては晩翠軒版、日本書道教育学会版と西東書房版の3種類ある中から
今回紹介するのは西東書房版です。
比較的新しいカラー印刷でしっかりとした表紙と別冊の釈文・解説がついているので、
法帖として使用するのに最適です。
サイズ 38.5×15 文字サイズ 一行約13文字 全文約600文字