伊闕佛龕碑 鈴木翠軒 Published by 悠久堂書店 渡邊求古氏への臨書手本として鈴木翠軒氏が書いた物が底本となっており、原寸大で上部にある実線部を切り離すと1枚づつの弟子に与えられていただものと同じ形の手本になる。この本が薄いクリーム色の紙を使用しているのは元の手本が二番唐紙を使用していたため雰囲気を再現する目的があっての事だそうです。
西川寧先生遺墨集 謙慎書道会 Published by 悠久堂書店 謙慎書道会創始者 西川寧の遺墨集で32ページからなる小冊子「西川寧展 読売書法会十周年記念」1993年、「西川寧 書の巨人」2002年など展覧会は没後にも何度か開催されている。掲載作品の数は展覧会の図録のほうが多いうえ、解説もあるので作品をたくさん見たい人には展覧会図録をおすすめしたい。
徐三庚と日中の書法交流 謙慎書道会 Published by 悠久堂書店 展覧会図録「徐三庚と日中の書法交流‐秋山白巖・西川春洞・初世中村蘭臺を中心として」清朝末期の篆刻家、徐三庚の作品と合わせて、中国で指導を受けた秋山白巖ほか初世中村蘭臺・西川春洞など徐三庚の影響を強く受けた日本の書家、篆刻家の作品が掲載されている。
中國書画談叢 日本書芸院 Published by 悠久堂書店 1991年に開催された日本書芸院創立四十五周年記念 上海博物館所蔵・中国明清書画名品展に於いて行われた青山杉雨による中国書画に関する講演会の記録図版も多く掲載されており書画の解説本としてあまり詳しくない人にも読みやすい。
揚州八怪展 謙慎書道会 Published by 悠久堂書店 1997年に行われた揚州八怪展の図録清朝乾隆帝期に揚州に現れた書画家の軍団を言う。金農・鄭燮・八大山人など独特な作品が多数生まれのちの海上派にも影響を与えた。作家小伝として巻末に田中東竹先生による解説がついている。
中国書画名品展- 虚谷・任頤を中心とした海上派の鬼才たち 謙慎書道会 Published by 悠久堂書店 帖学派、金石派の次は海上派の書家たちの展覧会図録です。上海で1869年以降に華開いた西洋の影響を受けた独特な表現方法が見られる海上派。