2014年に日本の手漉き和紙技術が無形文化遺産に登録されたことは記憶に新しいですが
日本にはどれくらいの種類の和紙が存在する(していた)か、ご存知ですか?
この本では歴史から生産地、原料、紙の作り方まで詳しく書かれています。
本論編と紙譜編の上下2冊で持ち運びもしやすい小さめのサイズです。
紙のサンプルが付いている本にしては値ごろなのでおススメです。
『増補 和紙要録』文海堂 限定1000部 昭和46年
1函2冊 竹田悦堂著
林宗毅志の個人コレクションである定静堂蔵の中国明清書画を集めた図録
自序にもありますが北宋畫をはじめ掲載されていない物も多くその点は残念ですが
全体的には小ぶりながら良品が多く明清絵画を見渡すのにちょうどいいサイズ感です
巻末に作家小傳として作家の解説もついています