戊申詔書の川谷尚亭版。こちらも日下部鳴鶴版同様に昭和の時代になってから発行されたもの。小ぶりな文字で1頁に8文字分の三体楷・行・草書が書かれています。巻末には戊申詔書の解説と釈文もあって内容についても理解しやすくなっています。





木耳社から全10巻で発行されている「プロに学ぶ書のテクニック」より第8巻高木厚人著の”連綿”をご紹介。
少ない文字数の連綿から古典を使った練習やサイズ別の創作例まで他の本でここまで連綿についてだけ語るのを見たことがない、と感心するくらい連綿について語られています。
シリーズのほかの本も同様で創作をする人にとっては興味深い内容となっております。
プロに学ぶ書のテクニック シリーズ全10巻
第1巻 余白 吉川蕉仙
第2巻 起筆 藤岡都逕
第3巻 字形 石飛博光
第4巻 散らし 横山煌平
第5巻 潤渇 高木聖雨
第6巻 意連 江口大象
第7巻 疎密 劉蒼居
第8巻 連綿 高木厚人
第9巻 抑揚 貞政少登
第10巻 収筆 有岡しゅん崖
今年ももう七夕の季節。古書業界で七夕といえば明治古典会の七夕古書大入札会。
気になる商品はありましたか?
なかなか実物が見えない時代に手に取って見ることで古本の新しい魅力に気付く、
そんなきっかけに明古の七夕がなれたら嬉しいです。
夏目漱石の手紙では優しい漱石の言葉に出会えたり、特別な発見があります。
出品目録 | 七夕古書大入札会2024 (meijikotenkai.com) 65 夏目漱石書簡巻