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『私の英国料理』大原照子 柴田書店 2017/12/02

来年は英国ブームがおこりそうなので事前に予習をしたいと思います
この本を開くと「英国式質実サラダ」とか、
言い得て妙というかユニークな表現が多くてついつい読み込んでしまいます
英国の食文化についてあまりよく知らない人でも
なにか作ってみようかなという気持ちになりますので是非お勧めします
『私の英国料理』大原照子 柴田書店 1985年発行

 

『スパイス』星川清親 柴田書店 2017/12/01

今日から12月という事で、突然寒くなりました
そんな日にはホットワインでも飲んで、暖かい部屋でのんびりしたいものです
ホットワインに欠かせないものと言えば、スパイス。
昭和51年に柴田書店から発行された『スパイス』をご紹介します
写真の数は少ないもののボタニカルアートのようなイラストと解説で
詳しくスパイスやハーブの各国の名称・特性・使用法などについて書かれています
『スパイス』料理・菓子の材料図説 柴田書店 昭和51年発行

小林斗盦篆刻展図録 2017/11/30

篆刻家初の文化勲章受章者 小林斗盦の作品図録 3冊をご紹介します
去年東京国立博物館で『小林斗盦 篆刻の軌跡』という展覧会が行われたことは記憶に新しい
図録のあとがきに斗盦の若い時からの信条が書かれている
「私は古典を尊重摹倣し、近世の名人の作品を分析咀嚼して、完璧を期すことを
念頭する。」

『古代中国の文字と至宝』 毎日新聞社 2017/11/29

湖南省出土古代文物展『古代中国の文字と至宝』は2004年に毎日書道展の開催に合わせて
企画展示された展覧会ですが、有名な馬王堆の木簡や帛布に加え
あまり見ることの無い三国呉時代の走馬楼簡牘の掲載があります

約1800年前に書かれた文字が現代でも読める形で墨跡も鮮やかに残っていることに
漢字文化の歴史を感じます

『根津青山の至宝』根津美術館 2017/11/22

東京の都会の喧騒から少し離れたところにひっそりと存在する 青山の根津美術館。

そのコレクションの中から特別な物だけを集めた展示会が2015年にありました
図録にはコレクションに関するコラムなどあまり普段知る事が出来ない
昭和の美術蒐集の裏話が書かれていて読み物としても楽しめます
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『謎の糸印』2017/11/21

用途も起源も謎だらけの約3センチほどの小さな糸印の秘密を探る展覧会の図録
小さいながらも動物や人を型取ったつまみと読めそうで読めない謎の模様
不思議な魅力に包まれたほかに類のない展覧会です

『開館15年記念―謎の糸印』富岡美術館 平成5年

 

『長沙馬王堆一號漢墓』平凡社 2017/11/18

中国漢代の王様の墓から出た埋蔵品の数々を詳しく解説
図版篇と1函2冊のセットです
2000年以上前のものとは思えない鮮やかな色と荘麗な装飾をお楽しみいただけます

『長沙馬王堆一號漢墓』平凡社
上巻 解説篇230頁 挿圖114点
下巻 図版篇260頁 カラー76点 グラビア216点


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徐々に値段をつけて店頭に出しますのでお楽しみに!

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『中村不折』<昭和美術百家選> 2017/11/15

書道博物館の素晴らしい収蔵品を見ると日本画家であり書道博物館の初代館長であった
中村不折とはどんな人物だったのか知りたくなります。

この本では、不折の生い立ちから業績、家族についてなど
気になる情報が読みやすい構成でよく書かれています
中村不折の生涯を知る事で書道博物館がさらに大切に思えるので
おススメしたい1冊です

『中村不折』昭和16年 日華美術社 藤井石童編