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明治古典会七夕古書大入札会について

毎年7月初めに駿河台下にある東京古書会館で開催される明治古典会七夕古書大入札会ですが、
今年で59回目を迎えます。
そもそも初めて聞く方は「明治古典会」って何?と思われますよね、
明治古典会は戦後、一部の古書店主の中から当時としてはまだ新しい明治以降の文献などを集めて入札会を開こうという声が上がったことが始まりです。
それから現在まで毎週金曜日に東京古書会館で入札会を行っており、取扱い品目も近代文献資料、浮世絵、中国美術、書道、最近では現代アートも扱うようになって時代と共にその姿を変えてきています。

説明が長くなりましたが、今年の開催を前に現在明治古典会では出品する商品を集めています。あまり知られていませんが、誰でも出品することができます。大切に集めた近代資料や版画など、どこに売ったらいいか分からない。そんな時でも明治古典会七夕古書大入札会なら最低入札価格も決められるので安い値段で買われてしまう心配もありません。
目録に掲載され全国のお客様に見ていただけるだけでなく、近年は世界中の収集家が簡単に商品を見つけられるようデジタルカタログをホームページ上に無料掲載しています。
専門家の集まる明治古典会七夕古書大入札会でぜひ自分のお宝を売ってみたい方がいらっしゃいましたら、まずは当店までご相談ください。

六朝墓誌五十種

六朝墓誌五十種 玄美名品選別集

玄美社展10周年記念に行われた六朝墓誌五十種の展覧会図録。
右ページは原寸。左ページは縮写。
あまたある宇野雪村蒐集の六朝墓誌銘の拓本から期間を西暦500年から550年の50年間に絞り、更に厳選されたものを掲載。
細楷の資料として必携の一冊。
昭和54年 発行:玄美社 制作:二玄社

唐墓誌五十種

唐墓誌五十種 玄美社名品選別集

昭和56年に玄美社から発行された中国唐代(5世紀から7世紀)の墓誌50種を掲載した図録。
左ページに全体像、右ページに拡大版の構成されている。
元版のサイズも書かれており多くは正方形に近く25センチ四方から60センチ四方ほどで思ったより小さめな印象。

巻末にある宇野雪村先生の唐朝墓誌雑記が面白い。
何気なく手に取った本がこれだったので紹介し始めてしまいましたが、この本は昭和54年に開催した『六朝墓誌五十種』が好評だったため製作した図録とのこと。
しかも当時は唐代墓誌銘が軽く見られていたようで、あえて脚光を当ててみようと思われたそうだ。

デジタルスタンプラリー

さくらみちフェスティバルデジタルスタンプラリー3月15日(金)から30日(土)

千代田区では3月15日(金)から30日(土)の期間限定でデジタルスタンプラリーを行っているそうです。春の古本まつりは終わってしまいましたが、今週末には桜も開花しそうなのでお花見をしながら区内でスタンプラリーでもいかがでしょうか?5か所以上で素敵な商品も当たるようです。

パンフレットのQRコードを読み取って是非ご参加ください。

3月25日月曜日は代休とさせていただきます

神保町さくらみちフェスティバルは本日を持ちまして終了致しました。
会期中はたくさんのご来場、本当にありがとうございました。
明日、3月25日月曜日は代休としてお休みさせていただきます。

お花見と同時にならず、さらには雨と強風の5日間でしたが春の古本まつりとして楽しみにしていただいていることを実感できました。
来週末には桜も見頃を迎えるかと思いますので
お花見のついでの折にお寄りいただけましたら幸いです。