諸家細字帖 寧樂書道会
貫名菘翁左繡叙・文徴明千字文・日下部鳴鶴細楷・松本芳翠正気歌をそれぞれ数ページづつ集めたもの。行・草・楷書と書体は違うがすべて細字なので筆の動きなど見ていて面白い。
貫名菘翁左繡叙・文徴明千字文・日下部鳴鶴細楷・松本芳翠正気歌をそれぞれ数ページづつ集めたもの。行・草・楷書と書体は違うがすべて細字なので筆の動きなど見ていて面白い。
中国のレンガ「塼(せん)」の特集号。篆書で文字の書かれた文字塼の解説と図版が約20ページ。中国の塼に関する参考文献も掲載されている。
玄美社名品選第二期第十輯。84ページからなる簡牘の本。解説文に宇野雪村によるわかりやすい簡牘・残紙に関する当時発行された日中の書籍について書かれているので甲骨文をこれから勉強する人にもおすすめ。※1930年の居延簡、その後の出土簡の中から草隷体のものを選出して1,7倍に拡大し、釈文を付して学書の便を計った。簡牘精萃の続編をなすものである。(刊行案内 …
頼山陽の漢詩蒙古来を隷書で書いたもの見開き6文字でユニークな印象
昭和47年に白紅社から発行された呉昌碩の篆書般若心経。原本は毎幅12字2行に書かれた十二幅の屏條。小篆の中に石鼓文の筆意が見られる傑作。天来書院の名筆五体般若心経のものに比べ、文字のサイズが大きく1ページに2行掲載されているのでお手本として使いやすい。和綴じで和紙に印刷されているので鑑賞するのも楽しい。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で …
明治29年発行の尋常中学校習字科教科書用のため小野鵞堂によって書かれた三體書から行書の楠公湊川碑と草書の東湖正気歌。どちらも学生用らしく中字でのびのびと書かれています。長さ約24cmの折帖に見開き5文字4行一文字約3.5cmほどの大きさです。
昭和12年から三省堂より刊行された書道雑誌「書苑」こちらはその中から西域出土写経號第二集ですが、珍しい写経の図版がたくさん見られるうえ、中村不折や神田喜一郎の文章も掲載されています。いわゆる有名な法帖特集だけでなく何子貞、張瑞図など清代の書家についての号もあるのでそれぞれについて勉強してみたい人におすすめです。本来は全85冊セットでの販売ですが、現 …
清末期から民国初期に活躍した中国の甲骨文字の研究家、羅振玉が日本での亡命生活を終え中国に戻ってから自らが読解した甲骨文字を使って百聯あまりの句を作り、その後、王季烈などの句も併せて1冊の本にしたもの。当時はまだ現在ほど判読された甲骨文字も少なく、誤読も含まれるが聯句の美しさと1920年代中国の空気を感じる良書。後ろに訓註がついていて句集としても楽し …
タイトル 「うごくもの」赤い月と頭上の動物を見る3人の男が描かれています。これにそっくりな作品で「ものの気配」というものもあります。
昭和の書家が書いた条幅・扁額(漢字/かな)短冊・色紙・扇面・書簡の手本をまとめたものそれぞれ落款の場所やちらし方など創作初心者にもわかりやすく書かれています。松本芳翠・高塚竹堂・中村春堂・神郡晩秋ほか こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です