慰霊之碑
比田井天来が郷里の友人である医師・岡田対山より依頼されたことで揮毫した「慰霊之碑」の拓本。昭和13年に天来の菩提寺である長野県佐久市望月町(現・佐久市協和6297番地)にある宝国寺に建立された。サイズ縦250センチ横107センチの大作で表面は隷書の大字4文字の慰霊之碑、裏面には頌徳の文120余字が彫られている。はじめて印刷されたのは天来の七七忌でし …
比田井天来が郷里の友人である医師・岡田対山より依頼されたことで揮毫した「慰霊之碑」の拓本。昭和13年に天来の菩提寺である長野県佐久市望月町(現・佐久市協和6297番地)にある宝国寺に建立された。サイズ縦250センチ横107センチの大作で表面は隷書の大字4文字の慰霊之碑、裏面には頌徳の文120余字が彫られている。はじめて印刷されたのは天来の七七忌でし …
日下部鳴鶴の隷書手本帖A4より2センチほど縦長の作りで、見開き12文字が書かれています。半紙6文字のお手本として見やすく実用的です。
平成元年の玄美社展覧会で特別陳列品として展示された文房清玩の目録珍しい拓本と文房四宝が多数掲載されています。
昭和15年発行。田中海庵の書いた実用草書の手本見開き4行の各行4文字でサイズ約4センチ角で書かれています。印刷はあまり良くありませんが、草書の筆の流れが見やすくなっています。千字文以外の草書の手本の欲しい方にお勧めしたい一冊です。
2014年に東京と奈良で開催された今井凌雪の展覧会図録大きい判型でカラー写真も見やすいので今井凌雪の作品をまとめて見てみたい方にお勧めです。
2017年に帝京大学書道研究所から発行された現代かな書道の代表格、榎倉香邨の作品集。初期から晩年までの作品を時代を追ってみることが出来る。掲載数は多いものの小さめのモノクロページでの写真版もあるので作品の細部が見たい方よりも全体的に榎倉香邨作品を見たい方にお勧め。
青山杉雨による書体別入門書それぞれ40ページくらいの冊子ですが、運筆、字形などわかりやすく解説してあります。
初唐の詩人 劉廷芝(希夷)の七言古詩を大正から昭和にかけて活躍した書家 豊道春海が書いたもの。楷書・行書・草書の三体がそれぞれの法帖に書かれているため比較して楽しむことも、それぞれに練習することも出来る。文字の大きさは縦26センチ横8.5センチの帖に一行4文字で書かれているので少し小ぶりの印象。
中国近代の山水画家であり研究者としても知れらる黄賓虹の篆刻の作品集。もともと「黄賓虹集古玺印存」として4冊に分冊されていたものを2冊にまとめ、それに解説書1冊を付けた1函全3巻。2003年に日本で発行されたもの。
平成28年に謙慎書道会の開催した張瑞圖の展覧会を1冊の本にまとめたもの。29点とそれほど作品数は多くないがそれぞれの作品の全体が良く見えるように1点につき何枚もの写真が掲載されています。