鳴鶴先生楷書心経 日下部鳴鶴
日下部鳴鶴による楷書大字心経。一文字1センチ角くらいの大きさでしっかりと筆先を意識して書かれた手本。大正14年 不律会法帖部より発行
日下部鳴鶴による楷書大字心経。一文字1センチ角くらいの大きさでしっかりと筆先を意識して書かれた手本。大正14年 不律会法帖部より発行
2011年に開催された宇野雪村の展覧会図録。初期の作品から前衛書。様々な臨書手本、自用印、収集品(拓本ほか文房四宝)、著作物など総合的に掲載されていて宇野雪村の生涯に渡る書道への取り組みを見ることができる。図録ならではの手軽さもあって手元に置いておいて損のない1冊。
覚えにくい草書の読み方・書き方を崩し方の特徴ごとにジャンル分けして分かりやすく解説した本なかなか草書が覚えられない人におすすめ。巻末に音訓索引もついていてちょっと文字を調べるのにも最適
昭和21年に発行された古筆名蹟綜覧藁半紙にガリ版刷りで作られた2冊の和綴じ本はしがきを読むと戦争で資料を失ってしまった古筆学習者たちへ向けて未完成ではあるものの何かの役に立てばとの思いで発行された本でことがわかる。重ねてみると上下二冊のサイズも若干違っているそれでもこれに合わせた帙を作った人がいたおかげで今きれいな形でここに存在している。 手に持っ …
昭和5年発行の神郡晩秋による五體手本楷書の点から調和体まで初心者にもわかりやすい手本です。漢字は片面3字から4字、かなと調和体は2行書きで書かれています。半紙の横に置いて学習するのに良いサイズです。 楷、行、草、仮名、調和體 五體基本帖書道研究温知会発行
中国の有正書局発行の趙孟頫の真蹟帖印刷は良くないがあまり見かけない趙孟頫の行書作品が48ページサイズは26㎝×16㎝
丹羽海鶴の弟子、田代秋鶴による楷行草の手本集楷書:藤田東湖の述懐行書:頼山陽の蒙古来草書:吉田松陰の拝鳳闕 それぞれの釈文・訓読と大意が巻末に掲載されている見開き6文字で半紙サイズの練習本として最適 賢文館 昭和14年
貫名菘翁自詠の詩書いた草稿丁寧な行草体で書かれていて草稿とは思えない出来読み下し・語釈もついている昭和61年 西東書房
昭和34年発行の上田桑鳩による書道ガイド教育図書研究会から刊行されているだけあって、書道に関心のある人ならだれでも分かりやすい言葉で書にまつわる様々なことが書かれている。難しい解説や書道史は読むだけで疲れてしまう人が書道の楽しさを感じられる一冊。
書道雑誌「墨美」を発行していた書家・森田子龍による書道初心者向け中国書道史本。歴史にのっとって作品の解説をするのではなく各時代の人に焦点を当てた解説がわかりやすい。中国の中での民族性、風土性、社会性などと照らし合わせているところも独特で面白い。発行 墨美社 昭和38年