聴氷閣旧蔵碑拓名帖撰-新町三井家- 三井記念美術館
新町三井家から寄贈された約530点の碑法帖から宋拓を中心に53点が展示された展覧会図録。1点当たりの写真の数も多く見開き2点から4点と大きめの写真が贅沢に掲載されている。
新町三井家から寄贈された約530点の碑法帖から宋拓を中心に53点が展示された展覧会図録。1点当たりの写真の数も多く見開き2点から4点と大きめの写真が贅沢に掲載されている。
清代中期の書家 鄧完白(石如)の篆書の法帖見開き4文字の見やすいつくりになっています。最終ページに釈文付
以前ご紹介した書芸文化新社発行の関戸本古今和歌集は天地人3冊に分冊されていましたがこちらは1冊の帙入りの折帖仕立てです。実用というよりも鑑賞用かもしれませんが、価格も手頃で時間のある時に見るには良さそうです。飯島春敬による解説ではあらましから料紙、綴じについてまで関戸本について詳しく書かれています。
書体、文字数、文字のサイズ、落款の朱文、白文、形一枚の色紙でもこんなに様々な表現ができるんだ!と見る人に色紙の愉しさを教えてくれる一冊 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
昭和60年 二玄社発行の西川寧臨書 折手本仕立 335×160 11開
山の本と写真集をまとめて入荷しました。特別に店頭でも販売中です。お探しのものがあれば是非この機会に「岩と雪」「Rock&Snow」のバックナンバーも追加しましたのでお早めに!
二玄社から発行された『西川寧色紙百品』書家の書いた色紙だけを集めた本は、珍しいので色紙にチャレンジしたい方にはおすすめです。少数字の作品の参考としても良い本です。
日本書道芸術協会発行の上條信山筆「豊穣之碑」昭和29年に作られた長野県伊那市の碑文。長野県出身で当時東京教育大学の講師であった上條信山によって漢字かな交じりの文章で書かれている。
青山杉雨が書いた唐詩作品の中から50点を選出しB3サイズ大の紙に印刷して1帙にまとめたものです。そのまま見ることもできますが額に入れて飾ることも可能な作品集です。各作品の欄外に詩の作者と解説もあります。
”書芸文化院”時代から現在までの平安朝かな名蹟選集「関戸本古今集 天」を4種類時代別に比べてみました。初期のものが一番小型の縦長で段々と大きくなり第3形態で横幅が倍になり、平成版では別冊の解説がなくなり、欄外に釈文、巻末に解説が入るようになりました。定価も180円から3,320円になりいろいろ時代の変化を感じます。