All posts filed under: 本の紹介

五体墨場必携 縮册版

五体墨場必携 縮册版 辻本史邑

通常活字ばかりで書かれている墨場必携ですが、すべて辻本史邑のお手本がついているので作品制作初心者に最適。二字から十四字なので色紙や扁額、半切作品などにも活用しやすいです。後半には補遺として三字から十字の季節別の言葉も掲載。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

天来先生碑

天来先生碑 上田桑鳩

鎌倉の建長寺にある比田井天来の碑銘の拓本。碑文は弟子の上田桑鳩によって褚遂良風の楷書で約1500字。本人曰く”命がけで書いた”ものということなのでそのつもりで見ると彫った文字からもその当時の情熱を感じられる。 ちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

多田親愛 翠雲帖

多田親愛 翠雲帖全5巻

明治前期の書家 多田親愛のかな手本帖。大字のいろはから始まり徒然草、鶯宿梅、大井河行幸和歌序の5帖からなる。縦18,5センチ横8,5センチの小型本ながら小ささを感じない書きぶりである。明治37年 江戸八左衛門発行 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

露花帖

露花帖 尾上柴舟

尾上柴舟による駸々堂から発行された中字・大字の手本帖昭和28年発行にもかかわらず42センチ×12センチの超大型の折帖で値段は当時で550円。大きさにも値段にも驚きますが確かにほかに類を見ない立派なかな手本です。