All posts filed under: 本の紹介

『青山杉雨作品1,2』

20世紀の日本書道会において大きな功績を遺した書家でもあり篆書、隷書、甲骨、金文の研究者でもある青山杉雨の作品をまとめた2冊をご紹介。生前に一度も個展を開かなかったことからいま青山杉雨の作品を勉強したい人たちにとっては欠かせない図録です。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売です

柳田泰雲の臨書手本

古典の臨書をするときに拓本が見にくかったり、複雑な文字に混乱することがあります そんな時に良い先生が必要となるわけですが、独学で勉強したい時もあるのです。 そこでおススメなのが近現代の書家の臨書手本です。 古典に比べると見やすく、全体の捉え方の勉強にもなります。 ぜひ独学に行き詰った時に手に取ってみられてはいかがでしょうか  

江戸の風物詩

毎日蒸し暑いですが、こんな時には少し昔の時代に思いをはせて 江戸の浮世絵でも見てみましょう。 浴衣姿の女性たちと花火を見ると涼しい風が吹いて来そうな気がします。 江戸の浮世絵展覧会図録も沢山出ています。ご覧ください  

お菓子の本の名前

本屋の棚を前にすると 本のジャンルによって名前の傾向が違うことに気付きます 特に気になるのがお菓子の本の名前。 当店の棚からいくつかご紹介します。 『スイーツクルーズ 世界一周おやつ旅』吉田菊次郎 『365日の幸福を呼ぶお菓子』今田美奈子 お菓子の世界の専門家たちの本もどこか可愛らしいタイトルで つい手に取ってみたくなります。   &nb …

眼からも涼しさを!ガレ展図録をご紹介

雨が降ったりやんだりしてすっきりしない一日でした。 そんな日には眼からだけでも爽やかさを吸収したいものです フランス アール・ヌーヴォーのガラス芸術の代表的作家エミール・ガレの図録をご紹介します。美しい色と形で見るものを魅了する作品は日本でも人気が高いため 展覧会の図録だけでもこんなにたくさんあります。 ちなみに今、東京のサントリー美術館でも開催中 …

空前のネコブームということで

最近、とにかくネコがブームらしいです。 そんな風潮があるからなのか、展覧会図録もネコがいっぱいです。 可愛いネコから怖いネコまでいろいろ取り揃えてあります ちなみに日本で一番古いネコの絵は信貴山縁起絵巻の中にいるそうです。 見てみたら近くに犬も描かれていました。      

夏に似合う飲み物、第二弾!

まだまだ梅雨の途中ですが、 夏らしい飲み物でも考えてじめじめした気分を吹き飛ばそう!ということで シャンパンの本のご紹介です。 シャンパンと云えば細かい泡の炭酸が喉に爽やかなお酒ですが、 フランスのパリ北部のシャンパーニュ地方で作られた発泡性のワインの だけを指す呼び名だとご存知ですか? ちなみに他の地域で作られたものはすべてスパークリングワインと …

『そば・うどん』柴田書店

旭屋出版の『すしの雑誌』に対抗して今日は柴田書店の『そば・うどん』をご紹介 表紙は江戸情緒漂う浮世絵風。中身はそばとうどんだけでなくソバ屋で好まれる つまみや料理のレシピ、更にはデザートからお子様メニューまで特集されていて なかなか読み応えがあります。 一見寿司に比べると地味な気もしますが、粉や手打ち技の記事などにこだわりが見えて楽しめます &nb …