『宋人畫冊』故宮博物院蔵 2017/12/11
台湾、故宮博物院に所蔵されている宋代の絵画を2冊組の大型本として 1957年に発行したもの 全部で有名な文人の作品から無名のものまで100点の絵画が カラーで掲載されています 『宋人畫冊』上下2冊 人民美術出版社 1957年初版 故宮博物院蔵品集
台湾、故宮博物院に所蔵されている宋代の絵画を2冊組の大型本として 1957年に発行したもの 全部で有名な文人の作品から無名のものまで100点の絵画が カラーで掲載されています 『宋人畫冊』上下2冊 人民美術出版社 1957年初版 故宮博物院蔵品集
2004年に京都国立博物館で行われた古写経の展覧会図録です 明治から昭和にかけて写経と銅鏡を蒐集した弁護士・守屋孝蔵から寄贈された古写経の中から名品を選りすぐって開催されただけあり、過去に行われた古写経関係の展覧会図録の中でも 特に貴重な資料となっています。 『古写経-聖なる文字の世界』京都国立博物館 2004年発行 【写経関係の古本をお持ちで売ら …
篆刻家初の文化勲章受章者 小林斗盦の作品図録 3冊をご紹介します 去年東京国立博物館で『小林斗盦 篆刻の軌跡』という展覧会が行われたことは記憶に新しい 図録のあとがきに斗盦の若い時からの信条が書かれている 「私は古典を尊重摹倣し、近世の名人の作品を分析咀嚼して、完璧を期すことを 念頭する。」
湖南省出土古代文物展『古代中国の文字と至宝』は2004年に毎日書道展の開催に合わせて 企画展示された展覧会ですが、有名な馬王堆の木簡や帛布に加え あまり見ることの無い三国呉時代の走馬楼簡牘の掲載があります 約1800年前に書かれた文字が現代でも読める形で墨跡も鮮やかに残っていることに 漢字文化の歴史を感じます
東京の都会の喧騒から少し離れたところにひっそりと存在する 青山の根津美術館。 そのコレクションの中から特別な物だけを集めた展示会が2015年にありました 図録にはコレクションに関するコラムなどあまり普段知る事が出来ない 昭和の美術蒐集の裏話が書かれていて読み物としても楽しめます o
用途も起源も謎だらけの約3センチほどの小さな糸印の秘密を探る展覧会の図録 小さいながらも動物や人を型取ったつまみと読めそうで読めない謎の模様 不思議な魅力に包まれたほかに類のない展覧会です 『開館15年記念―謎の糸印』富岡美術館 平成5年
かなの名品の宝庫、手鑑藻塩草 本物は京都国立博物館に所蔵されていますが この本を見ればすべて一度に見ることが出来ます さらに嬉しいことに釈文と解説、索引もついていて鑑賞にも勉強にも役立ちます 『国宝 手鑑藻塩草』淡交社 2006年発行
なかなか手に入りにくい篆刻の図録がまとめて入りました。 並べてみると篆刻の面白さがより分かりやすく感じます。 印譜だけでなく印面などを見るのも楽しいです
中国美術の中でもとりわけ 中国近代美術についてわかりやすい解説本があまりないような気がするので 興味はあるがあまり知らない方のために 2012年に東京国立博物館で行われた展覧会の図録をご紹介します。 1点づつ丁寧に解説がついており、1800年代後半から2000年代までの中国絵画の名品だけが 掲載されています あまり知られていない中国文人画の奥深さを …
昭和42年に朝日新聞社より発行された『東洋美術』は 日本美術を除く東洋各国(中国・韓国・タイ・インド・ペルシャなど) の日本国内に現存した名品を6冊に集めた全集です。 それぞれタイトルごとに国別、時代順に図版が掲載されています。 巻末の解説はそのジャンルの第一人者によってわかりやすくまとめられているので 鑑賞の際の手引きとしておすすめです。 第1巻 …