All posts tagged: 図録

春日大社と式年造替

今年は奈良の春日大社で20年に一度の式年造替が行われ 社殿も新しく生まれ変わり神様がリフレッシュされたようです。 そんな春日大社の展覧会『春日大社 千年の至宝』が 東京上野の東京国立博物館で来年の1月17日から行われます それに先立ち以前の展覧会の図録など見てはいかがでしょう →『春日大社 千年の至宝』公式ページはこちらから  

図録『明治の新聞展』から

1986年に町田市立博物館で行われた 明治時代の新聞コレクター羽島知之さんのコレクションの展覧会図録です こちらには錦絵新聞や翻訳・翻刻新聞、冊子型の新聞など現代の新聞の形に 至るまでの様々な新聞が紹介されています。 新聞からなにが見えてくるか、これからの新聞の形にも注目したいものです

『定家様』 五島美術館展覧会図録

1987年に五島美術館で行われた展覧会『定家様』のカタログをご紹介します 鎌倉時代の歌人藤原定家の個性的な書をルーツとして現代まで受け継がれる 定家の書のスタイル『定家様』を追跡した異色の展覧会です。 ぽってりとのんきな風でありながら調和のとれた定家の文字に心惹かれるのは いつの時代も同じかもしれません

『中國繪畫總合圖録』東京大學出版会

東京大學東洋文化研究所が中国大陸の所蔵機関・個人及び台北故宮博物院を除く世界中の全ての地域に存する中国絵画をデータとして集め、1982年に発行した正編5冊、続編4冊からなる総合図録です。 世界中に広がる中国の絵画の膨大なコレクションをこの図録を通して俯瞰することで中国美術史をより深く味わうことができます

秦漢瓦當文を見る

中国の古い文字には木簡に書かれた木簡文字、 青銅金や石に書かれた金石文などがあります。 その金石文の一種に屋根に就ける瓦に書かれた文字、瓦當文があります。 古い寺社などの建物を正面から見たときに軒先の先端にある瓦には文字が入っていますが それを中国では瓦當といいます。 丸みのある瓦にバランス良くおさまった文字や絵はデザイン性の高さから 書道を知らな …

民藝と芹沢銈介

最近何度目かの民藝ブームが来ているようで芹沢銈介の装幀本などが新しく発行されています そもそも民藝とは生活の中にある美の事なのでいつの時代にも適合していくのかもしれません

絵画の冒険者 暁斎 近代へ架ける橋

台風一過で10月とは思えないようなあつーいの一日でした。 本で暑さを吹き飛ばすのにおススメなのが河鍋暁斎。 『絵画の冒険者 暁斎 近代へ架ける橋』の図録では 肉筆画のみを集めた展示を紹介していますが、 ここには身の毛もよだつ幽霊や処刑場跡描絵羽織なんていうものまで 描いています。 読み終える頃には、すっかり涼しくなっているはずです。 没後120年記 …