『楷書張載西銘東銘』上田桑鳩 2018/05/12
上田桑鳩による解説付き楷書手本 中国の宋代の学者、張載が記した2文を書いたもので 巻末に楷書の習い方が書かれていますが 最終的には書く人の学問や教養が必要になるとあります
上田桑鳩による解説付き楷書手本 中国の宋代の学者、張載が記した2文を書いたもので 巻末に楷書の習い方が書かれていますが 最終的には書く人の学問や教養が必要になるとあります
臨書の作品として本に残っているものと 創作手本として本になっているもの 書体の違いと文字数の違い 同時に手にしてみると 同じ前赤壁賦を書くにしても書いた人の書きたいものが見えてきて 自分ならどんな風に表現したいか考えてしまいました
齊白石の作品22点を1帖にまとめた畫集 32センチ×22センチという小さな画面の中での生き物や花が のびやかに見えるのがさすがです。
2013年に行われた『書聖 王羲之』展の図録 様々な蘭亭序をはじめ、王羲之の作品各種掲載され 第3章では王羲之書法の受容と展開というタイトルで 王羲之が中国書道の歴史に残した足跡を追っています 特別展『書聖 王羲之』2013年 東京国立博物館
青山杉雨の石鼓文の臨書帖 これ以外にも青山杉雨は呉昌碩の石鼓文の臨書も残しておりますが 両方とさらに呉昌碩のもの、もともとの石鼓文を見比べてみるのも楽しいかと思います
昨日は石仏だったので今日は北魏時代から唐代までの 金銅仏のコレクション図録をご紹介します 『特別展 中国の金銅仏』大和文華館 平成4年
明治から昭和を生きた関西の実業家 山口謙四郎氏が蒐集した 東洋美術の中から大阪市立美術館に寄贈された石仏の展覧会図録です 全体の傾向として単独仏が多く、時代としては六朝、北魏のものが好まれたようです。 また素朴な印象の石仏も多くみられ個人のコレクションらしく楽しい展覧会図録です。
昭和58年に書学院出版部から発行された呉昌碩の『削觚盧印存 第二種』です。 最近のものですのであまり風情はありませんが、 小さな印の細かい線までよく見ることができて学習のお供にぴったりです
台湾台北にある故宮博物院に収蔵されている嗅ぎたばこ用の小さな壺のコレクション図録 素材はガラス、陶器、翡翠や珊瑚などで出来た美しい鼻烟壺の写真が415点も掲載されています 『故宮鼻烟壺』国立故宮博物院 1991年
小林斗盦が構想から30年かけて作った『中国璽印類編』はただの字書ではなく 中国戦国時代の古璽と秦印を総括し鑑賞用としても活用できるただ一つの字書です。 通常の字書のように一文字を取り出すのではなく一つの印として 全体の印影を掲載しているところが特徴です。 通常の篆書の字典よりも作品制作の手助けになるかもしれません。