『古代中国の文字と至宝』 毎日新聞社 2017/11/29
湖南省出土古代文物展『古代中国の文字と至宝』は2004年に毎日書道展の開催に合わせて 企画展示された展覧会ですが、有名な馬王堆の木簡や帛布に加え あまり見ることの無い三国呉時代の走馬楼簡牘の掲載があります 約1800年前に書かれた文字が現代でも読める形で墨跡も鮮やかに残っていることに 漢字文化の歴史を感じます
湖南省出土古代文物展『古代中国の文字と至宝』は2004年に毎日書道展の開催に合わせて 企画展示された展覧会ですが、有名な馬王堆の木簡や帛布に加え あまり見ることの無い三国呉時代の走馬楼簡牘の掲載があります 約1800年前に書かれた文字が現代でも読める形で墨跡も鮮やかに残っていることに 漢字文化の歴史を感じます
神奈川電気創始者の松田福一郎氏が明治・大正・昭和にかけて 蒐集した仏教美術の数々をそれぞれジャンルに合わせて展示した 展覧会の図録。 木像・仏舎利・写経と多岐にわたる仏教関連の美術品が 解説付きで分かりやすく掲載されています
東京の都会の喧騒から少し離れたところにひっそりと存在する 青山の根津美術館。 そのコレクションの中から特別な物だけを集めた展示会が2015年にありました 図録にはコレクションに関するコラムなどあまり普段知る事が出来ない 昭和の美術蒐集の裏話が書かれていて読み物としても楽しめます o
用途も起源も謎だらけの約3センチほどの小さな糸印の秘密を探る展覧会の図録 小さいながらも動物や人を型取ったつまみと読めそうで読めない謎の模様 不思議な魅力に包まれたほかに類のない展覧会です 『開館15年記念―謎の糸印』富岡美術館 平成5年
中国漢代の王様の墓から出た埋蔵品の数々を詳しく解説 図版篇と1函2冊のセットです 2000年以上前のものとは思えない鮮やかな色と荘麗な装飾をお楽しみいただけます 『長沙馬王堆一號漢墓』平凡社 上巻 解説篇230頁 挿圖114点 下巻 図版篇260頁 カラー76点 グラビア216点
そろそろ年賀状が気になる季節となりました 来年は戌年だから飼い犬の写真でもプリントするか、 はたまた筆文字に挑戦するか。 でも何を書くか迷ってしまうときにおススメなのが『愈曲園百壽字刻本』 沢山ある≪壽≫の文字から好みに合ったものを使ってみてはいかがでしょうか 一字ではなく何文字か書いてみても楽しいかもしれません
中国の封泥の一大コレクションが日本に存在するので 知られていないのは勿体ない! そのそも封泥とは何ぞや、と思われるかもしれませんが 書道、篆刻に興味のある方には是非お勧めします 『中国の封泥』二玄社 1998年発行
自分の持っているお手本が一体どの法帖をもとにしたものなのか よく分からないで利用しているのですが この本を読むと手元にあるものだけでなく他の法帖、拓本も見たくなること 間違いなしです。 『法帖事典』宇野雪村 雄山閣