All posts tagged: 中国美術
『法帖事典』宇野雪村 2017/10/19
自分の持っているお手本が一体どの法帖をもとにしたものなのか よく分からないで利用しているのですが この本を読むと手元にあるものだけでなく他の法帖、拓本も見たくなること 間違いなしです。 『法帖事典』宇野雪村 雄山閣
展覧会図録『般若心経』
秋の夜長に写経でも 平成3年に神奈川芸術祭特別展で行われた般若心経の展覧会 古写経から棟方志功の版画のものまであり般若心経の豊かな世界を感じる1冊です
『鄭板橋書画集』2017/10/13
清代の政治家でもあり文人として詩画書の名手であった鄭板橋の文字 には引き込まれるような個性的な魅力があります。 楷書のような禮書のような不思議な感覚に陥ります 『鄭板橋書画集』1995年
『中國墓誌精華』中央公論社 2017/10/12
中国の紀元293年から818年までの約525年に渡る墓誌銘の名品百点が掲載されている 中央公論社の限定本『中國墓誌精華』 全体が見える拓本と部分的に拡大したものの両方が載っていて細部まで楽しめるようになっています
『碑帖之研究』樋口銅牛 2017/10/06
昭和5年 雄山閣の書道講座第2回配本『碑帖之研究』 いつも目にしている碑帖とは何をもって言うのかから始まり 様々な例を見ながら碑と法帖について学んでいきます [text-kairtori]
『龍門石窟』MIHO MUSEUM 2017/10/05
敦煌に続いて有名な龍門石窟はかつての洛陽にある約400年をかけて作られた石窟群で 現在はユネスコの世界遺産に登録されています 石窟の中には数多くの仏像と石刻の碑文が現存しています。 カタログでは石窟のある場所の地図などわかりやすい解説付きで 現地へ行くときの参考になりそうです
『敦煌』NHK出版 2017/10/04
1300年前の洞窟の中を覗き込む経験をしてみたかったら 是非この1冊をお勧めします。 洞窟中に舞う色鮮やかな天女たちに囲まれ皇帝気分に酔いしれます
『萬里江山』中国山水画の20世紀 2017/10/2
中国美術の中でもとりわけ 中国近代美術についてわかりやすい解説本があまりないような気がするので 興味はあるがあまり知らない方のために 2012年に東京国立博物館で行われた展覧会の図録をご紹介します。 1点づつ丁寧に解説がついており、1800年代後半から2000年代までの中国絵画の名品だけが 掲載されています あまり知られていない中国文人画の奥深さを …
『舊蔵 陳介祺文字瓦當百選』同朋舎 2017/09/27
瓦の突端に付ける柄のある瓦の中でも文字の書いてある瓦當だけを集めた拓本 清代の金石研究家 陳介祺が集めただけあって文字として美しいものばかりです 瓦當に興味のある方は是非! 『舊蔵 陳介祺文字瓦當百選』同朋舎 昭和61年 1帙2帖