『王羲之書蹟大系』東京美術 2017/03/29
書聖王羲之の影印本冊全14冊と別冊解説3冊 有名なものからそうでもないものまで 王羲之書といわれるものを比較してみるのも楽しいです
書聖王羲之の影印本冊全14冊と別冊解説3冊 有名なものからそうでもないものまで 王羲之書といわれるものを比較してみるのも楽しいです
東京都台東区の書道博物館を作った中村不折の書論集 法帖、碑拓で物足りなさを感じた時におすすめの1冊です 『新疆と甘粛の探検 附印度』雄山閣 昭和9年 『魏晋唐小楷法帖の続』『新疆甘粛出土の写経』 書論と法帖の2冊1セットです
清代の文人、呉昌碩の文字からできた字書 独特な右上がりの横線と抉るような鋭い払いがいい感じです 『呉昌碩書法字典』二玄社
ヨーロッパ随一の東洋美術品の収蔵を誇るパリのギメ美術館 ペリオ・コレクションを2冊にまとめた40×30×6.8cmの豪華本 実際に美術館に行っても展示物ではよく見えない部分を拡大して掲載されていたりと 本ならではの見どころが満載です 『西域美術―ギメ美術館ペリオ・コレクション 』全2冊 1994年発行 講談社
文人に必要な四つの宝、墨、筆、硯、紙についてそれぞれ書かれた4冊セットの本 細かい技法についてや説明よりも榊莫山のエッセイのような感じで読みやすい
数ある千字文の中から 傳『王羲之書鍾繇千字文』をご紹介 一般的な「天地玄黄宇宙洪荒」から始まる千字文ではなく「二儀日月雲露厳霜」から始まるのが大きな特徴です。 『王羲之書鍾繇千字文』中外出版社 1977年
唐の能書家 孫過庭の書譜といえば台北の故宮博物院にある直筆が有名ですが、 刻本も数多く残されています こちらはその中から清代に安規によって作られた安麓村本です。 直筆とそれを模倣した刻本、どちらが好きか見比べてみてはいかがでしょうか
東京国立博物館で1981年に行われた中国の螺鈿細工の展覧会図録 元代から清代までの螺鈿が110点掲載されています 巻末には時代を追って変化した中国の螺鈿について詳しく書かれているので あまり知らない螺鈿の歴史を知る事が出来ます 七色に輝く貝の色と漆黒の漆の組み合わせと精緻な細工が見どころです
昨年末に東京国立博物館で生誕百年記念の展覧会の行われた篆刻家 小林斗盦の作品集 保田幸三・松丸東魚などと一緒に「現代篆刻刻字代表作家作品集成」として作られたうちの1冊。 巻頭には斗盦蒐集の中国書作品や篆刻作品が掲載されている
碑学派をはじめ多くの文人書画家が名を残した明清代の書作品を8冊に集めた全集 明清代以前の作品と違い大きな紙に書かれた条幅作品が多いので 現代の漢字作品作りに役に立つこと、間違いなしです。 『明清名家書法大成』 全8巻 1994年 上海書画出版社