昭和蘭亭印譜 忘形社 実押本
王羲之が蘭亭序を書いた年と同じ十干十二支”癸丑”の昭和48年に忘形社の同人55名がそれぞれ蘭亭序を分割してつくった印譜集。実押本なので印影がはっきりと美しい。酒井康堂・野坂叫星・布施酔石・清水路石・遠藤彊ほか
王羲之が蘭亭序を書いた年と同じ十干十二支”癸丑”の昭和48年に忘形社の同人55名がそれぞれ蘭亭序を分割してつくった印譜集。実押本なので印影がはっきりと美しい。酒井康堂・野坂叫星・布施酔石・清水路石・遠藤彊ほか
昭和40年に書芸文化院が300部限定で発行した「伝小野道風 小島切」。実物の美しさを忠実に再現した原色版で紙質も高級感があり、見ていて飽きません。お手本として使うより観賞用としてお手元におかれてはいかがでしょうか。
平安貴族 都良香の都氏文集より洗硯賦を相澤春洋が行書で書いた手本昭和2年初版 サイズは菊版くらいで文字は4センチ×4センチ程。238文字。
宇野雪村編集の入門書道全集の別巻として発行された毛筆五体漢字字典篆書を梅舒適、隷書を宇野雪村、楷・行・草書を稲村雲洞が担当。当用漢字1,850字と人名用漢字92字の合わせて1,942字を掲載。日本人らしいゆったりとした文字で書かれているので漢字かな交じり書などで使う漢字として参考にするのも良さそうです。
羚羊社発行の空海三十帖冊子上巻三十帖冊子の見開きを1,3倍サイズで印刷されていて手本として見やすいサイズに仕上がっている。大村西崖の大正4年版よりも余白を周りに設けてより実用的になっている。上巻であるこの本には第10帖・16帖・20帖・22帖が掲載されていて62頁とページ数がふられています。
清雅堂から発行された貫名菘翁書の五言律詩六首縦30センチ横10センチの折帖で見開き8文字とお手本として半紙の横に置いて使うのにぴったりです。昭和40年 コロタイプ精版 清雅堂
かなり傷んでいますが昭和4年書道研究会発行の吉田苞竹書 楷書唐詩五絶です。見開き6文字42ページの楷書手本。
昭和21年に書壇院出版部から発行された楷行草三体の唐詩帖小さく丁寧な書きぶりで初心者での学習しやすい。一行7文字からなる中字の部分と一文字1,5cmくらいの小字の部分があり筆遣いの勉強になる。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
日下部鳴鶴による楷書大字心経。一文字1センチ角くらいの大きさでしっかりと筆先を意識して書かれた手本。大正14年 不律会法帖部より発行
2011年に開催された宇野雪村の展覧会図録。初期の作品から前衛書。様々な臨書手本、自用印、収集品(拓本ほか文房四宝)、著作物など総合的に掲載されていて宇野雪村の生涯に渡る書道への取り組みを見ることができる。図録ならではの手軽さもあって手元に置いておいて損のない1冊。