All posts tagged: 日本美術

秋山白巖展

生誕150年記念 秋山白巖展 

東京都出身の書家。後半生は長野県松本で制作、書道教育に取り組む。中国上海に留学した際には徐三庚に師事し隷書を習う。当展覧会では隷書以外に楷書、行草、調和体の展示、また中国から持ち帰った徐三庚ほか中国の書家の作品も展示されています。その他、白巖に関する資料も豊富で明治から昭和の日本書道史の流れも感じることが出来る良いカタログです。

徒然草一節 熊谷恒子

徒然草一節 熊谷恒子

書家 熊谷恒子が練習用のお手本として昭和30年に書いた徒然草昭和57年に日本書道美術館より発行鳩居堂発行のものと同じく見開き7文字から8文字の中字かなですがこちらの方が少し小さめな文字で書かれた印象です。解説、釈文はついていません。本品掲載箇所第139段 「家にありたき木は」の冒頭部分から「世に稀なる物、から」まで。

徒然草 熊谷恒子

徒然草 熊谷恒子

書家 熊谷恒子が練習用のお手本として書いた徒然草見開き7文字から8文字の中字かなで筆の動きや連綿が美しい。解説、釈文はついていません。昭和57年発行の「徒然草一節」とは別の個所が書かれています。本品掲載箇所(掲載順)徒然草 第212段 秋の月は    第21段 よろづのことは月見る    第17段 山寺にかきこもり ]

傳教大師墨寶

傳教大師墨寶 最澄 跋文:山本竟山

国宝に指定されている天台宗の開祖、最澄が書いた「天台法華宗年分縁起」を昭和8年に天台宗務廰が書道手本として発行したもの。このなかから書道の学習に役立ちそうな部分を1行3字、5字、7字の三種類のサイズに拡大して掲載。 跋文は書家の山本竟山が揮毫。釈文付き。