『趙之謙尺牘悲庵手札』清雅堂 2017/09/08
昨日に引き続き趙之謙の書をご紹介します。 作品以外の趙之謙の文字はどんな文字だったのか気になったので 探してみました。 普段の文字にもやはりどっしりとした横線が見られます。 沢山の手紙がこの中には掲載されていますが、 中には「古本店に行っていろいろと探したが、これといふ獲物もなかったが…」 なんていう一文もあるようです。 いつの時代も良い本はなかな …
昨日に引き続き趙之謙の書をご紹介します。 作品以外の趙之謙の文字はどんな文字だったのか気になったので 探してみました。 普段の文字にもやはりどっしりとした横線が見られます。 沢山の手紙がこの中には掲載されていますが、 中には「古本店に行っていろいろと探したが、これといふ獲物もなかったが…」 なんていう一文もあるようです。 いつの時代も良い本はなかな …
中国古代の青銅器銘から鐘鼎など分類別に拓本を取り呉大澂がまとめた『愙齋集古錄』を 書学院出版が26冊+釈文の27冊で復刻発行したもの。 わかりやすい解説と見やすいサイズ感でお買い得です ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ご依頼は買い取りフォームまたはメール、 電話にてご連絡いただけますようお願いいたします。 買い取りフォームから …
二玄社の法帖シリーズの中でも珍しい書が多いのは『宋元明清書法叢刊』ではないでしょうか 文徴明と董其昌が並んだ題跋もあって、書道愛好者にはたまりません 別冊には釋文と作者の解説がついています 【中国書道関係の本をお持ちで売られたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ご依頼は買い取りフォームまたはメール、 電話にてご連絡いただ …
墨場必携と言えば書道の作品を作る際に利用する有名な漢詩や言葉を集めた本ですが より詳しく集中的に漢詩を学びつつ書作をしたい人のために 『唐詩選』『明詩選』『対句選』などが発行されています。 今回おススメするのは書芸界から発行された『墨場必携 明詩選』です。 大きな文字で原文、フリガナ付きの書き下し文、訳文と言語の解説が書かれています。 『墨場必携 …
昭和51年に書家の宇野雪村が編集を行ってまとめられた唐墨の図録です 豪華な帙に入った1冊でページ数は307ページとかなりの重量があります 限定700冊の発行で原色図版20点を含む全194点の唐墨が掲載されています。 時代は宋、明、倣明墨、清と分類されています。 精細な写真からは墨の質感まで伝わってくるようです 『唐墨名品集成』宇野雪村編 講談社 昭 …
全20巻の中国編10巻、日本編10巻からなる文人画の全集 大型本と普及版の2種類が発行されています 中国編 第1卷王維、第2卷董源・巨然、第3卷黃公望・倪瓚・王蒙・吳鎮、第4卷沈周・文徵明、 第5卷徐渭・董其昌、第6卷八大山人、第7卷惲壽平・王翬、第8卷石濤、第9卷金農、 第10卷吳昌碩・齊白石 日本編 第11巻祇園南海・柳沢淇園、第12巻池大雅、 …
数ある呉昌碩の印譜集の中でも比較的新しくて見やすい印譜集です。 しっかりした厚めの製本と巻末の解説は初心者にもおすすめ出来ます 呉昌碩『缶盧印存』書学院出版 昭和55年
日本国内で蒐集された明代末期から清代初期の画家、八大山人の作品を 集めて1冊にまとめた画集 玻璃版印刷を使った滑らかで美しい画面が見るものを魅了します
東京国立博物館で1981年に行われた中国の螺鈿細工の展覧会図録 元代から清代までの螺鈿が110点掲載されています 巻末には時代を追って変化した中国の螺鈿について詳しく書かれているので あまり知らない螺鈿の歴史を知る事が出来ます 七色に輝く貝の色と漆黒の漆の組み合わせと精緻な細工が見どころです
碑学派をはじめ多くの文人書画家が名を残した明清代の書作品を8冊に集めた全集 明清代以前の作品と違い大きな紙に書かれた条幅作品が多いので 現代の漢字作品作りに役に立つこと、間違いなしです。 『明清名家書法大成』 全8巻 1994年 上海書画出版社