宮本竹逕 臨書知新
宮本竹逕筆、プレート57枚からなる古典かな名筆の臨書集近現代書家の臨書は書いた人の原本の捉え方や現代の作品としていかに昇華させるかという工夫が感じられる。いろんな角度から書の魅力を感じてほしい。
宮本竹逕筆、プレート57枚からなる古典かな名筆の臨書集近現代書家の臨書は書いた人の原本の捉え方や現代の作品としていかに昇華させるかという工夫が感じられる。いろんな角度から書の魅力を感じてほしい。
昨日に続き熊谷恒子の作品集。こちらは東京堂出版から現代女流かな書道のシリーズのなかの1冊として発行されたもの。サイズは65cm×38cmと大きめ。細字、中字など様々な作品が掲載されています。◆現代女流かな書道シリーズ 東京堂出版 昭和55年◆熊谷恒子、小山やす子、飯島敬芳、森田竹華、松本春子、筒井敬玉、堀桂琴
50枚の色紙からなる熊谷恒子の作品集お手本として書かれた作品だけあって連綿の美しさや文字の配置等、見るべきところが豊富にあるだけでなく、1枚づつ額装することも可能ですので飾って楽しむことも出来ます。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
唐代の詩家、韓愈の七言古詩を吉田苞竹が草書で書いたお手本雄山閣から昭和8年に出版された書道学習帖シリーズ書き方の指導や本文の釈文、解説まで こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
知丈印社を創立し、書道と篆刻の出版社”白紅社”を設立した篆刻家、松丸東魚の印譜集
書道3千年の歴史から中国と日本から様々な名跡・名筆にまつわる話を面白く教えてくれる上田桑鳩の「書の話」。古典はよく分からないと思っている人にこそ読んでほしい本です。 「書の話」1巻から3巻 上田桑鳩著 教育図書研究会刊
殷から清末までのあらゆる書体と日本の名跡から約21万字を3034頁に収めた上中下3冊からなる字典附録として別冊の索引、書道史年表、全ページがデータで入ったDVDが付いています。
以前ご紹介した書芸文化新社発行の関戸本古今和歌集は天地人3冊に分冊されていましたがこちらは1冊の帙入りの折帖仕立てです。実用というよりも鑑賞用かもしれませんが、価格も手頃で時間のある時に見るには良さそうです。飯島春敬による解説ではあらましから料紙、綴じについてまで関戸本について詳しく書かれています。
書体、文字数、文字のサイズ、落款の朱文、白文、形一枚の色紙でもこんなに様々な表現ができるんだ!と見る人に色紙の愉しさを教えてくれる一冊 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
二玄社から発行された『西川寧色紙百品』書家の書いた色紙だけを集めた本は、珍しいので色紙にチャレンジしたい方にはおすすめです。少数字の作品の参考としても良い本です。