北魏楷書字典 二玄社
梅原清山編、二玄社から発行されている北魏・六朝時代の楷書の字典です。 碑、摩崖、造像記、墓誌銘などから選字された初期の楷書のざらざらした感じが 実に面白く楷書が楽しくなる一冊です。
梅原清山編、二玄社から発行されている北魏・六朝時代の楷書の字典です。 碑、摩崖、造像記、墓誌銘などから選字された初期の楷書のざらざらした感じが 実に面白く楷書が楽しくなる一冊です。
タイトル 龍門二十品 1帙2冊 出版社 清雅堂
明治から昭和を生きた関西の実業家 山口謙四郎氏が蒐集した 東洋美術の中から大阪市立美術館に寄贈された石仏の展覧会図録です 全体の傾向として単独仏が多く、時代としては六朝、北魏のものが好まれたようです。 また素朴な印象の石仏も多くみられ個人のコレクションらしく楽しい展覧会図録です。
敦煌に続いて有名な龍門石窟はかつての洛陽にある約400年をかけて作られた石窟群で 現在はユネスコの世界遺産に登録されています 石窟の中には数多くの仏像と石刻の碑文が現存しています。 カタログでは石窟のある場所の地図などわかりやすい解説付きで 現地へ行くときの参考になりそうです
1938年~1945年の7次に渡る中国山西省大同市の雲岡石窟を発掘調査した結果を 京都大学人文科学研究所の水野清一・長廣敏雄両氏が全16巻32冊にまとめた調査報告書
墓誌銘が好きで、たまにじっくり見ることがある。 臨書したいとかそういう感じではなくなんとなくのんびり眺めるのに ちょうど良い。 丁寧に書かれた楷書の並びが好きなのかもしれない ずっと昔に亡くなった中國の偉い人のために書かれた墓誌銘を 意味も解らない まま梅雨空の下で眺めるのはなんとも言えない
『龍『龍門石刻圖録』は 1935年に原題『伊闕石刻圖表』として 河南博物館から発行されたものの日本製の復刻版です。 石窟全体の写真と文字の拓本がたくさん掲載されています 『龍門石刻圖録』吸古書院 1978年 関百益編