『故宮博物院蔵花鳥画選』文物出版社 2017/06/21
台湾の故宮博物院の花鳥画だけを集めた大型画集。 画集には大きなサイズの本が多いのですが この本は他の本と比べても特別重くて足に落とさないように動かすだけでも いっぱいいっぱいです。 その分、素晴らしい花鳥画がたくさん載っていて存分に楽しめます
台湾の故宮博物院の花鳥画だけを集めた大型画集。 画集には大きなサイズの本が多いのですが この本は他の本と比べても特別重くて足に落とさないように動かすだけでも いっぱいいっぱいです。 その分、素晴らしい花鳥画がたくさん載っていて存分に楽しめます
中國近代篆刻芸術を網羅した二玄社の『中國篆刻叢刊』全41巻の中でも ひときわ目を引くのが清代の巨匠 呉昌碩の巻ではないでしょうか 一人だけで本編40巻の内、5冊を占めているところからも 作品数の多さと当時からの人気のほどがよく分かります。 篆刻に興味のある方は呉昌碩から入っていくのも 良いかもしれません 『中國篆刻叢刊』は印影も美しく、印面だけでな …
台湾の故宮博物院にはとにかくたくさんのお宝が眠っているわけですが その中でも特別なものだけ集めた本がこちらです。 同じNHK出版から出ている全15巻ものの『故宮博物院』に比べると 高級感があり2冊で全体を見られるところが良いところです。 ジャンルごとに詳しく知りたいというより ざっくりと故宮のすごいものが見たい!という方にお勧めです 『故宮の至宝 …
日本国内でも数少ない鄧完白の篆書見本 発行人の松丸東魚曰く、日本で発行された鄧完白の拓本の中で 唯一の本物の原寸大の篆書作品とのことです。
清代の文人、呉昌碩の文字からできた字書 独特な右上がりの横線と抉るような鋭い払いがいい感じです 『呉昌碩書法字典』二玄社
画人・齊白石をその人生、藝術など様々な視点から語った本。 始めに中国画の伝統という項目で 中国の漢代から中華民国までの中国絵画史の簡単な説明があり、 その後、齊白石本人について書かれ、最後に作品集がある。 歴史、ひととなり、それから作品を鑑賞することで深い理解が得られるようになっている 『画人・齊白石』杉村勇造 昭和42年 求龍堂 & …
日本で多くの書家と親交を持った清代の学者楊守敬の師にあたる 潘存の『鄭文公下碑』の原寸大臨書。 約5.8cmの枠の中に一字づつ丁寧に書き込まれている。 原文と照らし合わせると文字の重複や脱漏があるらしいがそのまま使われているところに 素人の私は親しみを感じます。
中国、清代中期の文人で篆刻、書画に優れた陳鴻壽の行書見本帖。 装丁は和綴じで、1ページ約8文字、全部で七首の七絶が収められています 篆刻では個性的でどちらかと言えば装飾的な印を掘る陳鴻壽ですが 行書はさっぱりとしたスタイルで伸びやかな印象があります。 好みの分かれそうな気もしますが、案外好きな人も多いことでしょう 『陳鴻壽行書冊』白紅社 昭和34年 …
日本人の収集家による清代から民国までの中國摺扇絵のコレクション 196点を一つの帙にまとめた大型本。 1枚づつプレートになっているので額に入れて楽しむことも可能です 【秘蔵 中国摺扇絵】限定千部 発行:日本佛教普及会 昭和51年
新しい年を迎えて10日が経ち、昨日までの正月気分を早々と懐かしむ そんな1月10日にご紹介するのは『齊白石画集』です。 清代の巨匠 齊白石の絵にはイモや白菜など庶民的なものが多くありますが そこには人間の強さと温かさを感じられます。 寒い季節に鑑賞するとほっこりします