深山龍洞書写万葉集
一東書道会の創始者 深山龍洞の萬葉集昭和60年 制作:二玄社
一東書道会の創始者 深山龍洞の萬葉集昭和60年 制作:二玄社
日本書道史の中で名筆と言われる古典から漢字を集めた字典。和様の作品を作りたいとか、調和体の作品にあった漢字を探したい時に利用すると便利。巻末には仮名の字典もついている。角川書店から出ている日本書道大字典を使うよりずっと手軽で持ち運べるところも良い。
蓑毛政雄編集による篆書字典。一般的な篆書字典との大きな違いは文字が使われた中国近代篆刻作品の印譜をカラーで掲載している点。篆刻初心者にこそお勧めしたい字典です。
昭和9年に発行された三體二千字文。文部省臨時国語調査会査定の常用漢字1963文字を1個づつ取って書かれている。作文は平山康堂。楷書篇の著者は田代秋鶴、行書篇は岩田鶴皐、草書篇は豐道春海。序詞・天文及地文・國史・修養・四季・家庭・人事・社会と8部に分かれてそれぞれ四文字で構成されていて、25cm×19cmに4列6行のサイズ。国内で作られた二千字文だけ …
書道を習う時に使う本はたくさんあるのに教える立場になった時に参考にする本がなかなか無いと聞きます。教育漢字関係の字書を多く出している安保直彦編著の「書道技法事典」は法帖の歴史から教えるときにちょっと気になる、知っていると役に立つことがたくさん載っています。
弘法大師、空海の文字を集めた字典 1393頁に掲載された膨大な文字だけでなく別冊にある総論、解題篇、研究篇、金剛童子法の研究は読みごたえもあり空海の書を学ぶのに最適な資料です。昭和58年発行 飯島太千雄・編
書道の先生から大量の書道関係書籍と半紙などを出張買取させていただきました。漢字から仮名まで幅広く教えていらしたので資料も様々です。
西川寧・青山杉雨ほか52名の作品がモノクロ28頁に掲載されている第一回猗園書展の図録第1回は1966年8月2日~7日 銀座 ヤマト画廊で開催されています。
日本書道芸術協会発行の上條信山筆「豊穣之碑」昭和29年に作られた長野県伊那市の碑文。長野県出身で当時東京教育大学の講師であった上條信山によって漢字かな交じりの文章で書かれている。