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和漢墨寶選集 正倉院文書

和漢墨寶選集第30巻 正倉院文書 

正倉院文書とひと言で言っても、このような形で1冊にまとめるのは大変だったようで発行当時、正倉院に収められていた書跡に関しては明治41年発行の「東瀛珠光」、「南京遺文」「南京遺芳」など、それ以前に発行された書籍の印画紙をもらって掲載している。また民間分蔵の書跡は世に散逸したものの中でも良品を集め奈良時代の文字の変遷を見られるように工夫されている。

春日帖

春日帖 尾上柴舟

明治から昭和初期に活躍した歌人、詩人、書家の尾上柴舟のかなの手本見開き2首がバランスよく散らして書かれています。古筆の研究家らしい丁寧なかなで古典を見ているようです。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です

常用漢字 三體二千字文

【常用漢字 三體二千字文 楷書篇】田代秋鶴

昭和9年に発行された三體二千字文。文部省臨時国語調査会査定の常用漢字1963文字を1個づつ取って書かれている。作文は平山康堂。楷書篇の著者は田代秋鶴、行書篇は岩田鶴皐、草書篇は豐道春海。序詞・天文及地文・國史・修養・四季・家庭・人事・社会と8部に分かれてそれぞれ四文字で構成されていて、25cm×19cmに4列6行のサイズ。国内で作られた二千字文だけ …