『悠久のロマンを抱く 名家の手紙』2018/06/22
2007年に陽明文庫の所蔵品から宸翰と武家、文人の手紙などを 集めて日本書芸院役員展の際、展示したときのカタログです。 有名な書家の書を見るのもよいですがたまに趣向を変えて 歴史上の人物の手紙ら文字の変遷を見るのも楽しいかもしれません。
2007年に陽明文庫の所蔵品から宸翰と武家、文人の手紙などを 集めて日本書芸院役員展の際、展示したときのカタログです。 有名な書家の書を見るのもよいですがたまに趣向を変えて 歴史上の人物の手紙ら文字の変遷を見るのも楽しいかもしれません。
かなの名筆『関戸本古今集』から仮名単体9066字を五十音順に配列し、さらに漢字470字も収録。どれも原寸の1,5倍サイズで見やすくなっています。 特徴的な連綿も収めてあるので創作にもおすすめ。編者である飯島春敬曰く「仮名書道の極意」がここには詰まっているそうです 『伝藤原行成筆 関戸本古今集 全字典』編輯 飯島春敬発行 書藝文化新社 昭和52年 ち …
台北の故宮博物院にはたくさんの中国書道の名品が収蔵されていますが その中から選りすぐりの作品を集めて編まれたのがこの故宮法書のシリーズです。 現在までに何版も刷られていますが人気は衰えません。 他社の法書のシリーズより大きくて見やすいのが特徴です。
昭和48年癸丑の年を記念して松丸東魚のもと集まった62人の篆刻家による印集 62人で王羲之蘭亭序全文をそれぞれが印にしています 4文字から9文字まで個性豊かな印影が並んでいる楽しい1冊です 『昭和蘭亭印集』1函2冊 松丸東魚編 白紅社 昭和42年
奈良時代から奈良の諸大寺に伝わる古経を掲載した大型本 上下2巻と別巻の3冊組 上巻には写経、下巻は版経そして版経の口絵、挿絵を別巻にまとめてあります。
日下部鳴鶴の超大作「大久保公神道碑奉」全4冊 大久保利通公の碑は青山霊園で見ることができる 各字の大きさ約5.5センチ 総字数2919字 碑のサイズは310センチ×143センチ×98センチ 『大久保公神道碑奉 勅書原本写真精印 』元亨利貞 全4冊 西東書房
常に人気のある良寛の書ですが 確かに一、二、三、い、ろ、は、 どの文字にも趣があって素敵です 『良寛遺墨集』安田靫彦監修 昭和3年 第一書房
鈴木翠軒の楷書手本としての「前赤壁賦鈔」と「早発白帝城詩」「翠軒新書鑑 上級編」には草書、かな、実用書、古典臨書の手本が多数載っています 「翠軒新書鑑」は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
明治の三筆の一人、日下部鳴鶴の晩年の草書手本として 貴重な孫過庭の書譜を臨書したもの。 細部より全体が持つ書譜のイメージが伝わってくる良い臨書手本です
上田桑鳩による解説付き楷書手本 中国の宋代の学者、張載が記した2文を書いたもので 巻末に楷書の習い方が書かれていますが 最終的には書く人の学問や教養が必要になるとあります