『THE 筆』木村陽山コレクション2018/01/10
貴重な筆の蒐集をした書家・木村陽山のコレクションから 選りすぐりの名品を集め広島県熊野筆の里で展示会を行った時の図録 細工の美しい筆だけでなく、著名な作家や画家、書家などの 筆も掲載されていて、筆の良し悪しも気になりましが 有名人の書き癖も気になりました。 そのほかにも日本ならではの面白い木や草で作られた筆もあって どんな人でも筆文字にチャレンジし …
貴重な筆の蒐集をした書家・木村陽山のコレクションから 選りすぐりの名品を集め広島県熊野筆の里で展示会を行った時の図録 細工の美しい筆だけでなく、著名な作家や画家、書家などの 筆も掲載されていて、筆の良し悪しも気になりましが 有名人の書き癖も気になりました。 そのほかにも日本ならではの面白い木や草で作られた筆もあって どんな人でも筆文字にチャレンジし …
明けましておめでとうございます。 本年は今日から営業開始です、戌年らしくワンダフルな一年にしたいと思います 普段拓本を見るなら当然古い方が良いですが、 上海博物館とかに行ってお土産で買われて日本まで来た拓本を見ると チープなかわいらしさと旅の思い出が詰まっている感じがして親しみがわいてきます 中国に行ったら是非買いたいものです
日本の文字の起源は中国にありますが なぜか日本に入って来たころから日本風というか 中国の文字に比べて少し丸めで可愛らしい感じがするのは気のせいでしょうか 『倭人と文字の出会い』大阪府立近つ飛鳥博物館
王鐸の草書の法帖ですが、文字の大きさも半紙に臨書しやすいサイズで 墨の潤滑もわかりやすく、お手本として利用するのに最適です 『王鐸草書五律巻』西東書房 昭和50年
よい硯が欲しくても美術館以外で見かけることもないし、 手に取るチャンスもない。 とにかく世界にはどんな硯があるのか知りたい そんな時、おススメなのが『東京精華硯譜』です。 硯に使われる石の採掘現場の写真から各石の特徴まで 詳しく書かれている上に名硯の図版も沢山あって 硯初心者にはちょうどいい雑誌です。 『東京精華硯譜』硯の資料室
中国で発行された武威漢簡の字書です 日本国内では木簡の本をあまり見かけないのですが 中国では様々な木簡の本が発行されています 日本で見つけられない種類の書道関係の本を 中国の本から探してみてはいかがでしょうか 案外掘り出し物に出会えるかもしれません 『武威儀禮漢簡文字編』国家出版社 2006年 編
楷書の名人松本芳翠が楷書の最高峰『九成宮醴泉銘』を臨書した傑作 二玄社の臨書手本シリーズから発行されていますが、 発行から20年経ったいまでも人気の一冊です 『松本芳翠臨九成宮醴泉銘』 二玄社 昭和61年発行 2017/12/05 【松本芳翠の書道本ほか、書道関係の古本をお持ちで売りたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ …
篆刻家初の文化勲章受章者 小林斗盦の作品図録 3冊をご紹介します 去年東京国立博物館で『小林斗盦 篆刻の軌跡』という展覧会が行われたことは記憶に新しい 図録のあとがきに斗盦の若い時からの信条が書かれている 「私は古典を尊重摹倣し、近世の名人の作品を分析咀嚼して、完璧を期すことを 念頭する。」