『削觚盧印存 第二種』呉昌碩印譜集 2018/04/04
昭和58年に書学院出版部から発行された呉昌碩の『削觚盧印存 第二種』です。 最近のものですのであまり風情はありませんが、 小さな印の細かい線までよく見ることができて学習のお供にぴったりです
昭和58年に書学院出版部から発行された呉昌碩の『削觚盧印存 第二種』です。 最近のものですのであまり風情はありませんが、 小さな印の細かい線までよく見ることができて学習のお供にぴったりです
小林斗盦が構想から30年かけて作った『中国璽印類編』はただの字書ではなく 中国戦国時代の古璽と秦印を総括し鑑賞用としても活用できるただ一つの字書です。 通常の字書のように一文字を取り出すのではなく一つの印として 全体の印影を掲載しているところが特徴です。 通常の篆書の字典よりも作品制作の手助けになるかもしれません。
空海の有名な書からそれほど有名でない書まで 1帖にまとめた法帖と 中村不折による空海論が1帖の2帖セット どちらも読みがいがあって弘法大師についてさらに 知りたくなります 『弘法大師書集』法帖書論集 中村不折 昭和8年 雄山閣
中国で出版された戦前の清代の政治家で書家の劉石庵の法帖。 本そのものが簡素な作りですが、文字の丸みと相まって味わいがあります。 『劉石庵行楷四種真蹟』中華書局
昭和の書道雑誌『近代書道グラフ』は 書道に関するあらゆることにフォーカスしていて いま読んでも新しい発見がたくさんあります。 巻末にある展覧会の写真には 現代書道界の大御所たちの若かりし日の作品が 掲載されていたり、いろいろ楽しめます。 『近代書道グラフ』近代書道研究所 1956年~
豊道春海の草書作品です。 法帖1帖に片面10字で書かれ、美しく仕上がっています。 草書の条幅を書く時の参考になりそうです。 『草書正気歌』豊道春海先生書 昭和8年 泰東書道院
南北朝時代の碑拓 のんびりとした文字の空間と少し細めの線がバランスよく、 見ていて楽しい拓本です 『劉宋爨龍顔碑』西東書房 昭和38年
松本芳翠の行書『園林帖』 自作の漢詩を作品にしたものの法帖 『園林帖』松本芳翠 書海社 昭和43年 【松本芳翠の書道本ほか、書道関係の古本をお持ちで売りたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ご依頼は買い取りフォームまたはメール、 電話にてご連絡いただけますようお願いいたします。 買い取りフォームから本の写真を添付いただく …
中国の瓦当の拓本の展覧会図録です。 建物をまっすぐ見ると一番先端についている丸い瓦が瓦当ですが どれもデザイン性が高くユニークなものが多いのが特徴です。 この図録には瓦当の歴史、製造法、分布の説明もあり 瓦当初心者にも楽しめます。 『中国古代瓦文字の面白さ』近年出土秦漢瓦当文拓本を中心に 春日井市道風記念館 平成22年
明治の三筆の一人、日下部鳴鶴の遺墨集 多くの碑文を残したことでも有名ですが、 この本には当時の個人蔵の作品が多数掲載されています。 書作品だけでなく書簡などもあって明治の書道を知る 道しるべとなる一冊です