『良寛名品選』雄山閣 2017/10/17
いま国内外で人気のある良寛さんのかなから書簡までを集め、5冊の法帖にした名品選です どれも見ごたえ抜群ですが、 特に大字草書は縦の条幅がそのまま折帖になっていて迫力があります どこかホッとする良寛さんの字を見て寒い今週を乗り切りましょう
いま国内外で人気のある良寛さんのかなから書簡までを集め、5冊の法帖にした名品選です どれも見ごたえ抜群ですが、 特に大字草書は縦の条幅がそのまま折帖になっていて迫力があります どこかホッとする良寛さんの字を見て寒い今週を乗り切りましょう
秋の夜長に写経でも 平成3年に神奈川芸術祭特別展で行われた般若心経の展覧会 古写経から棟方志功の版画のものまであり般若心経の豊かな世界を感じる1冊です
明治から昭和にかけて活躍した石井 雙石の篆刻グループ長思印会から発行された 『赤壁印興』という1帙4巻の篆刻集
清代の政治家でもあり文人として詩画書の名手であった鄭板橋の文字 には引き込まれるような個性的な魅力があります。 楷書のような禮書のような不思議な感覚に陥ります 『鄭板橋書画集』1995年
中国の紀元293年から818年までの約525年に渡る墓誌銘の名品百点が掲載されている 中央公論社の限定本『中國墓誌精華』 全体が見える拓本と部分的に拡大したものの両方が載っていて細部まで楽しめるようになっています
明治の三筆の一人、日下部鳴鶴の楷書手本 1頁に8文字ではっきり見やすいお手本になっています
昭和5年 雄山閣の書道講座第2回配本『碑帖之研究』 いつも目にしている碑帖とは何をもって言うのかから始まり 様々な例を見ながら碑と法帖について学んでいきます [text-kairtori]
瓦の突端に付ける柄のある瓦の中でも文字の書いてある瓦當だけを集めた拓本 清代の金石研究家 陳介祺が集めただけあって文字として美しいものばかりです 瓦當に興味のある方は是非! 『舊蔵 陳介祺文字瓦當百選』同朋舎 昭和61年 1帙2帖
書聖 王羲之の名品も元となった法帖によって文字が違うのが気になる人におススメなのが この雄山閣から出ている『王羲之名品字帖』 王羲之の字典はたくさんありますが、これは作品ごとに刻本・臨書などの名品から全文集字したものを縦に並べて比較することが出来ます。 最初に本文があってから字典になっているので、作品を全体でとらえやすく便利です
清朝の篆書の名人鄧完白・呉譲之・呉昌碩 三人の法帖を見比べてみました すべて白紅社から発行のもので後ろに松丸東魚の解説がついています 篆書のお手本の中でも丁寧で見やすい作りになっています