『王鐸草書五律巻』西東書房 2017/12/15
王鐸の草書の法帖ですが、文字の大きさも半紙に臨書しやすいサイズで 墨の潤滑もわかりやすく、お手本として利用するのに最適です 『王鐸草書五律巻』西東書房 昭和50年
王鐸の草書の法帖ですが、文字の大きさも半紙に臨書しやすいサイズで 墨の潤滑もわかりやすく、お手本として利用するのに最適です 『王鐸草書五律巻』西東書房 昭和50年
よい硯が欲しくても美術館以外で見かけることもないし、 手に取るチャンスもない。 とにかく世界にはどんな硯があるのか知りたい そんな時、おススメなのが『東京精華硯譜』です。 硯に使われる石の採掘現場の写真から各石の特徴まで 詳しく書かれている上に名硯の図版も沢山あって 硯初心者にはちょうどいい雑誌です。 『東京精華硯譜』硯の資料室
中国で発行された武威漢簡の字書です 日本国内では木簡の本をあまり見かけないのですが 中国では様々な木簡の本が発行されています 日本で見つけられない種類の書道関係の本を 中国の本から探してみてはいかがでしょうか 案外掘り出し物に出会えるかもしれません 『武威儀禮漢簡文字編』国家出版社 2006年 編
楷書の名人松本芳翠が楷書の最高峰『九成宮醴泉銘』を臨書した傑作 二玄社の臨書手本シリーズから発行されていますが、 発行から20年経ったいまでも人気の一冊です 『松本芳翠臨九成宮醴泉銘』 二玄社 昭和61年発行 2017/12/05 【松本芳翠の書道本ほか、書道関係の古本をお持ちで売りたい方は】 ◇◆古本の買取り承ります◆◇ 買取りについてのご相談・ …
篆刻家初の文化勲章受章者 小林斗盦の作品図録 3冊をご紹介します 去年東京国立博物館で『小林斗盦 篆刻の軌跡』という展覧会が行われたことは記憶に新しい 図録のあとがきに斗盦の若い時からの信条が書かれている 「私は古典を尊重摹倣し、近世の名人の作品を分析咀嚼して、完璧を期すことを 念頭する。」
神奈川電気創始者の松田福一郎氏が明治・大正・昭和にかけて 蒐集した仏教美術の数々をそれぞれジャンルに合わせて展示した 展覧会の図録。 木像・仏舎利・写経と多岐にわたる仏教関連の美術品が 解説付きで分かりやすく掲載されています
用途も起源も謎だらけの約3センチほどの小さな糸印の秘密を探る展覧会の図録 小さいながらも動物や人を型取ったつまみと読めそうで読めない謎の模様 不思議な魅力に包まれたほかに類のない展覧会です 『開館15年記念―謎の糸印』富岡美術館 平成5年
中国漢代の王様の墓から出た埋蔵品の数々を詳しく解説 図版篇と1函2冊のセットです 2000年以上前のものとは思えない鮮やかな色と荘麗な装飾をお楽しみいただけます 『長沙馬王堆一號漢墓』平凡社 上巻 解説篇230頁 挿圖114点 下巻 図版篇260頁 カラー76点 グラビア216点
書道博物館の素晴らしい収蔵品を見ると日本画家であり書道博物館の初代館長であった 中村不折とはどんな人物だったのか知りたくなります。 この本では、不折の生い立ちから業績、家族についてなど 気になる情報が読みやすい構成でよく書かれています 中村不折の生涯を知る事で書道博物館がさらに大切に思えるので おススメしたい1冊です 『中村不折』昭和16年 日華美 …
そろそろ年賀状が気になる季節となりました 来年は戌年だから飼い犬の写真でもプリントするか、 はたまた筆文字に挑戦するか。 でも何を書くか迷ってしまうときにおススメなのが『愈曲園百壽字刻本』 沢山ある≪壽≫の文字から好みに合ったものを使ってみてはいかがでしょうか 一字ではなく何文字か書いてみても楽しいかもしれません