唐墓誌五十種 玄美社名品選別集
昭和56年に玄美社から発行された中国唐代(5世紀から7世紀)の墓誌50種を掲載した図録。左ページに全体像、右ページに拡大版の構成されている。元版のサイズも書かれており多くは正方形に近く25センチ四方から60センチ四方ほどで思ったより小さめな印象。 巻末にある宇野雪村先生の唐朝墓誌雑記が面白い。何気なく手に取った本がこれだったので紹介し始めてしまいま …
昭和56年に玄美社から発行された中国唐代(5世紀から7世紀)の墓誌50種を掲載した図録。左ページに全体像、右ページに拡大版の構成されている。元版のサイズも書かれており多くは正方形に近く25センチ四方から60センチ四方ほどで思ったより小さめな印象。 巻末にある宇野雪村先生の唐朝墓誌雑記が面白い。何気なく手に取った本がこれだったので紹介し始めてしまいま …
今年で68回目となった現代書道二十人展の図録現代から見るとかなり豪華な顔ぶれの出品者のリストです。当然のことながら力作ぞろいで見ごたえのある図録になっております。
辻本史邑による学生用の條幅教本二文字から條幅4行まで79ページ昭和16年に駸々堂から発売落款の位置や書き方なども参考にもなります
昭和18年発行の辻本史邑によって書かれた『雁塔聖教序』の臨書手本近現代の書家による臨書手本の多い『雁塔聖教序』なので他の作家のものと見比べることも可能です
辻本史邑による王羲之の「十七帖」の臨書手本1ページに2行6文字、3行15文字、4行24文字の三種類の文字のサイズで書かれている。昭和14年、駸々堂書店より発行
書道の運筆の基本を書いた本冊子状でページ数はあまりないが初心者だけでなく学校で書道はしたけれど改めて勉強してみたい人におすすめ。
中字かなで書かれた熊谷恒子の枕草子の折帖一行6から7文字程度で墨の潤滑もわかりやすい。使われている変体仮名も自然で初心者の学習にも適している。
楊峴の作品を見たくても本を入手しにくい。そんな方は本より手軽に入手できる書道グラフなど書道雑誌で特集記事を探すのも良いかもしれません。
書藝術雑誌 墨美12号は他の号とはサイズが違う少し変わった1冊です。アメリカの抽象表現主義画家フランツ・クラインの作品の特集。書の表現とクライン氏の白黒の抽象表現についてそれぞれの観点から語られていて興味深い。
昭和28年の中学二年生用の書道の教科書。著作、鈴木翠軒。大きな文字ではっきりと書かれた手本で筆使いに慣れない学生にもわかりやすく書かれている。それぞれ2から4ページ程度ですが細かい項目に分かれていて幅広く書道に触れられるよう工夫されている。