松丸東魚遺愛『中国文人[書・印・硯]』2017/05/16
毎日書道展の特別企画として行われた『松丸東魚の全貌』展より愛用品を集めた別冊図録本編『松丸東魚の全貌-捜秦模漢の生涯』は375頁にわたる松丸東魚の作品集ですが、別冊のこちらは中国の書画、文物を主に掲載されています。鄧石如や董其昌など明清を代表する書家の作品が多く見られます。 篆刻の大家がどんなものに囲まれていたのか知りたかった答えがここにあります …
毎日書道展の特別企画として行われた『松丸東魚の全貌』展より愛用品を集めた別冊図録本編『松丸東魚の全貌-捜秦模漢の生涯』は375頁にわたる松丸東魚の作品集ですが、別冊のこちらは中国の書画、文物を主に掲載されています。鄧石如や董其昌など明清を代表する書家の作品が多く見られます。 篆刻の大家がどんなものに囲まれていたのか知りたかった答えがここにあります …
数ある呉昌碩の印譜集の中でも比較的新しくて見やすい印譜集です。 しっかりした厚めの製本と巻末の解説は初心者にもおすすめ出来ます 呉昌碩『缶盧印存』書学院出版 昭和55年
明治36年に刊行された浜村蔵六(五世)の印譜集 実押本ならではの繊細な線と鮮やかな印泥の色を楽しむことが出来る 二度の清へ渡り当時の篆刻の名人と親交を深めていたそうですが、 優しい線と上品でありながらどこか面白味のある文字に 日本らしさを感じます。
昨年末に東京国立博物館で生誕百年記念の展覧会の行われた篆刻家 小林斗盦の作品集 保田幸三・松丸東魚などと一緒に「現代篆刻刻字代表作家作品集成」として作られたうちの1冊。 巻頭には斗盦蒐集の中国書作品や篆刻作品が掲載されている
新しい年を迎えて10日が経ち、昨日までの正月気分を早々と懐かしむ そんな1月10日にご紹介するのは『齊白石画集』です。 清代の巨匠 齊白石の絵にはイモや白菜など庶民的なものが多くありますが そこには人間の強さと温かさを感じられます。 寒い季節に鑑賞するとほっこりします
明治から昭和にかけて活躍した篆刻家 河井荃廬の印譜集。 本の厚さに圧倒されつつも丁寧な印譜に引き込まれます。 1976年 二玄社 限定1450部