天来先生碑 上田桑鳩
鎌倉の建長寺にある比田井天来の碑銘の拓本。碑文は弟子の上田桑鳩によって褚遂良風の楷書で約1500字。本人曰く”命がけで書いた”ものということなのでそのつもりで見ると彫った文字からもその当時の情熱を感じられる。 ちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
鎌倉の建長寺にある比田井天来の碑銘の拓本。碑文は弟子の上田桑鳩によって褚遂良風の楷書で約1500字。本人曰く”命がけで書いた”ものということなのでそのつもりで見ると彫った文字からもその当時の情熱を感じられる。 ちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
書道3千年の歴史から中国と日本から様々な名跡・名筆にまつわる話を面白く教えてくれる上田桑鳩の「書の話」。古典はよく分からないと思っている人にこそ読んでほしい本です。 「書の話」1巻から3巻 上田桑鳩著 教育図書研究会刊
上田桑鳩が臨書した王羲之の黄庭経 見開きに本人の署名あり タイトル:上田桑鳩先生筆 臨黄庭経 書者:上田桑鳩 発行所:帝国習字速成学会 発行年:昭和6年
上田桑鳩による解説付き楷書手本 中国の宋代の学者、張載が記した2文を書いたもので 巻末に楷書の習い方が書かれていますが 最終的には書く人の学問や教養が必要になるとあります
書道の練習の中で古典をそっくりまねて書く臨書ですが 上田桑鳩が褚遂良の枯樹賦を臨書した『臨枯樹賦一節』を見ると、 文字の類似性よりも 作品についての深い理解と愛情を感じます。
天来書院から1994年に5冊セットで刊行されている『上田桑鳩臨書集』のご紹介です 以前に比田井天来の臨書集『学書筌蹄』をご紹介しましたが、 天来の弟子にあたる上田桑鳩の臨書は天来のものより個性的で表現方法が豊かなところが 印象的です 手元に置いて両方見比べてみてはいかがでしょうか?