青山杉雨臨 呉昌碩尺牘
上下2巻からなる折帖仕立ての法帖平成13年に近代書道研究所より発行された。一行3文字なのですが、最初から最後まで繋がっているような勢いの途絶えない作品。
上下2巻からなる折帖仕立ての法帖平成13年に近代書道研究所より発行された。一行3文字なのですが、最初から最後まで繋がっているような勢いの途絶えない作品。
以前呉昌碩の『苦鐵碎金』の国書刊行会版を紹介しましたが、今回は中国の西泠印社の『苦鐵碎金』です。柔らかな紙に印刷された文字の黒色がはっきりと見えます。こちらは書道編ですが国書刊行化版同様に4冊発行されています。
昭和47年に白紅社から発行された呉昌碩の篆書般若心経。原本は毎幅12字2行に書かれた十二幅の屏條。小篆の中に石鼓文の筆意が見られる傑作。天来書院の名筆五体般若心経のものに比べ、文字のサイズが大きく1ページに2行掲載されているのでお手本として使いやすい。和綴じで和紙に印刷されているので鑑賞するのも楽しい。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で …
昭和41年初版 松丸東魚編輯 白紅社発行
白紅社から昭和33年に発行。77才の作、「西泠印社新建観楽楼之碑」を掲載。力強さと勢いが魅力の作品。
絵画篇と書法篆刻篇の全2冊。大判でカラー頁も多く呉昌碩の作品を一度に色々見てみたい人におすすめです。
台東区立書道博物館で平成30年に行われた展覧会の図録呉昌碩の書作品だけでなく硯拓、篆刻など幅広い作品が掲載されています。
呉昌碩の手紙を集めた帖卒意の書や便箋からも呉昌碩らしさが見て取れるところが興味深い上に、きれいな装丁で持っているだけで楽しくなる1冊です。
清代初期から明初までの書家、221名の書から集字して作れらた字典