本の紹介

『文房清玩』中田勇次郎 2017/02/15

書の愛好者はやはり文房四寶。
つまり筆、墨、硯、紙ですが、いざ欲しいと思っても良いものが分からないので
薦められるままに求めてしまいます。

そこで少し文房について勉強しようと覗いてみたのがこちら
中田勇次郎訳の『文房清玩』
様々な中国の書籍にある文房関係の情報が分かりやすく解説付きで記されています。

ちなみに第1巻巻頭は、宋時代の林洪が書いた『山家清事』ですが
「鶴の見立てかた」から始まり、次々と山中に仙人として暮らしていくための
心得や方法、道具の説明などが続きます。
文人生活も大変そうです

『文房清玩』中田勇次郎編 二玄社