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『顔真卿書蹟集成』ほか東京美術 2017/07/06

書道を始めたての頃、友人の一人に
顔真卿の良さが分かったら書道が少しわかってきたという事だそうだよ、
と言われたのでそれ以来、10年近く顔真卿を気にかけてきました

だからと言って知ったかぶりで良さを語るのもおこがましいので
こんな立派な本が出ています、とご紹介だけさせていただきます

東京美術発行の顔真卿書蹟集成全8巻と祭姪稿の拓本、顔真卿大字典

『陶塼瓦削文字集録』書学院出版部 2017/07/05

文字が筆で書かれるよりも前のもので現存するものと言えば
金文、甲骨、摩崖が思い浮かびますが
こちらは陶塼瓦に書かれた文字を集めたものです。
研究対象として収集されるようになったのも金文などよりも
遅いという事もあってなかなか類書がありません。
この本では比田井南谷が集めた「生の粘土に残されたヘラなどの筆跡」のみを掲載しています。古代の息吹を感じられる自由な文字に触れるのも書の愉しみの一つです

『国宝 古今和歌集序(巻子本)』大倉集古館 2017/7/01

大倉集古館で2012年に開催された『国宝古今和歌集序と日本の書』の関連書籍として
出版された『国宝 古今和歌集序(巻子本)』を今日はご紹介します。

実寸よりも少し縮小して掲載されているようですが
紙の上から下までびっしり書かれているにもかかわらず
軽やかで流れるような連綿には目を奪われます。

修復時の話なども書かれていて
時代を超えて大事にされている古筆について
もっと知りたくなるような図録です。


『北魏墓誌二種』 清雅堂 2017/06/30

墓誌銘が好きで、たまにじっくり見ることがある。
臨書したいとかそういう感じではなくなんとなくのんびり眺めるのに
ちょうど良い。
丁寧に書かれた楷書の並びが好きなのかもしれない

ずっと昔に亡くなった中國の偉い人のために書かれた墓誌銘を
意味も解らない まま梅雨空の下で眺めるのはなんとも言えない

「アリの巣の生きもの図鑑」 2017/06/17

最近話題のヒアリでも見よう、と開いてみました
「アリの巣の生きもの図鑑」2013年 東海大学出版会

ヒアリを探し出せず、アリの種類の多さに驚き
そっとページを閉じました。。。
ですが、アリの日本名に面白いものを発見!
「キイロシリアゲアリ」、気になります

 

各種スキー教本 2017/06/16

なぜか暑い日になるとスキーの本を紹介したくなってしまいます。
無意識で涼を求めているのかもしれません

昭和39年山と渓谷社から発行の「わかりやすいオーストリアスキー術」鈴木保二著

約半世紀前のスキーの教本は手書きで滑り方が書かれていて
本当にわかりやすいです。
写真もおしゃれで当時のゲレンデの様子が分かり文化的な資料としても
参考になります。

中國篆刻叢刊から『呉昌碩』 2017/06/09

中國近代篆刻芸術を網羅した二玄社の『中國篆刻叢刊』全41巻の中でも
ひときわ目を引くのが清代の巨匠 呉昌碩の巻ではないでしょうか

一人だけで本編40巻の内、5冊を占めているところからも
作品数の多さと当時からの人気のほどがよく分かります。
篆刻に興味のある方は呉昌碩から入っていくのも
良いかもしれません
『中國篆刻叢刊』は印影も美しく、印面だけでなく測款までついています

中國篆刻叢刊 全41巻 (本編41巻+別冊1巻)二玄社 昭和56年 小林斗盦・編

 

『唐墨名品集成』宇野雪村編 講談社 2017/06/07

昭和51年に書家の宇野雪村が編集を行ってまとめられた唐墨の図録です
豪華な帙に入った1冊でページ数は307ページとかなりの重量があります

限定700冊の発行で原色図版20点を含む全194点の唐墨が掲載されています。
時代は宋、明、倣明墨、清と分類されています。
精細な写真からは墨の質感まで伝わってくるようです

『唐墨名品集成』宇野雪村編 講談社 昭和51年発行