秦漢瓦當文を見る
中国の古い文字には木簡に書かれた木簡文字、 青銅金や石に書かれた金石文などがあります。 その金石文の一種に屋根に就ける瓦に書かれた文字、瓦當文があります。 古い寺社などの建物を正面から見たときに軒先の先端にある瓦には文字が入っていますが それを中国では瓦當といいます。 丸みのある瓦にバランス良くおさまった文字や絵はデザイン性の高さから 書道を知らな …
中国の古い文字には木簡に書かれた木簡文字、 青銅金や石に書かれた金石文などがあります。 その金石文の一種に屋根に就ける瓦に書かれた文字、瓦當文があります。 古い寺社などの建物を正面から見たときに軒先の先端にある瓦には文字が入っていますが それを中国では瓦當といいます。 丸みのある瓦にバランス良くおさまった文字や絵はデザイン性の高さから 書道を知らな …
最近何度目かの民藝ブームが来ているようで芹沢銈介の装幀本などが新しく発行されています そもそも民藝とは生活の中にある美の事なのでいつの時代にも適合していくのかもしれません
いま、お店の正面の壁には書家の金子鴎亭の書『願聞善言』が飾ってあります 本になっているものではわからないオリジナルのよさが伝わってきます
毎年好評の『神保町公式ガイド vol.7』が今年も発売されました! 今年のテーマは“本探し”、題して探書ものがたり。 神保町のどこでどんな本に出会えるのかは見てのお楽しみです♪ 没後100年の節目の年ということで、夏目漱石特集もあります ぜひお近くの書店でお買い求めください
故宮博物院所蔵の名品を1977年に当時の日本の最高技術で原寸原色複製したシリーズです 他のお手本では見ることが出来ない本物の形と色の雰囲気をお楽しみいただけます 孫過庭:書 譜 唐時代 巻子/紙本 商品寸法:27.8 x 925.0 cm 桐箱入・解説小冊子付
こんなにストレートなタイトルの本もそうはないはず。 ずばり『牛肉の本』です。 中身は牛の生態から始まり、部位の名前、料理の作り方まで 事細かに書かれています。 牛の解体図を見ながら、おなかがすいてしまう本です
昭和の三筆のひとり、日比野五鳳のかな作品は 没後30年以上経ったいまでも若い書家たちのいいお手本となっているようです。 古典の息吹を感じる創作の数々に目を奪われます
台風一過で10月とは思えないようなあつーいの一日でした。 本で暑さを吹き飛ばすのにおススメなのが河鍋暁斎。 『絵画の冒険者 暁斎 近代へ架ける橋』の図録では 肉筆画のみを集めた展示を紹介していますが、 ここには身の毛もよだつ幽霊や処刑場跡描絵羽織なんていうものまで 描いています。 読み終える頃には、すっかり涼しくなっているはずです。 没後120年記 …
大正2年生まれで昨年『一〇三歳になってわかったこと 人生は一人でも面白い』で ブレイクした芸術家 篠田桃紅の40年前の作品集。 60代の色気を感じる書と文に独特の個性を感じます
江戸時代の民間信仰といえば富士講などが思い浮かびますが そんな庶民の生活に密着した展示会がこれまでも数多く行われています たまにはこんな図録を見るもの面白いですよ 『江戸時代に生まれた庶民信仰の空間』 日本女子大学 平成22年 『お守り‐暮らしにいきづく信仰の形‐』小山市立博物館 平成7年 『旅と信仰―富士・大山・榛名への参詣』板橋区立郷土資料館 …