唐墓誌五十種 玄美社名品選別集
昭和56年に玄美社から発行された中国唐代(5世紀から7世紀)の墓誌50種を掲載した図録。左ページに全体像、右ページに拡大版の構成されている。元版のサイズも書かれており多くは正方形に近く25センチ四方から60センチ四方ほどで思ったより小さめな印象。 巻末にある宇野雪村先生の唐朝墓誌雑記が面白い。何気なく手に取った本がこれだったので紹介し始めてしまいま …
昭和56年に玄美社から発行された中国唐代(5世紀から7世紀)の墓誌50種を掲載した図録。左ページに全体像、右ページに拡大版の構成されている。元版のサイズも書かれており多くは正方形に近く25センチ四方から60センチ四方ほどで思ったより小さめな印象。 巻末にある宇野雪村先生の唐朝墓誌雑記が面白い。何気なく手に取った本がこれだったので紹介し始めてしまいま …
今年で68回目となった現代書道二十人展の図録現代から見るとかなり豪華な顔ぶれの出品者のリストです。当然のことながら力作ぞろいで見ごたえのある図録になっております。
山本竟山の書いた碑拓を集めた冊子生前に書かれたもの、ほかの碑から集字したものなど合わせて40基が掲載されている。現在は所在が不明なものなどもあり山本竟山の書業を知るうえで貴重な資料です。 こちらの本は古書総合サイト「日本の古本屋」で販売中です
謙慎書道会創始者 西川寧の遺墨集で32ページからなる小冊子「西川寧展 読売書法会十周年記念」1993年、「西川寧 書の巨人」2002年など展覧会は没後にも何度か開催されている。掲載作品の数は展覧会の図録のほうが多いうえ、解説もあるので作品をたくさん見たい人には展覧会図録をおすすめしたい。
展覧会図録「徐三庚と日中の書法交流‐秋山白巖・西川春洞・初世中村蘭臺を中心として」清朝末期の篆刻家、徐三庚の作品と合わせて、中国で指導を受けた秋山白巖ほか初世中村蘭臺・西川春洞など徐三庚の影響を強く受けた日本の書家、篆刻家の作品が掲載されている。
1991年に開催された日本書芸院創立四十五周年記念 上海博物館所蔵・中国明清書画名品展に於いて行われた青山杉雨による中国書画に関する講演会の記録図版も多く掲載されており書画の解説本としてあまり詳しくない人にも読みやすい。
謙慎書道会の歴史と歴史を築いた書家たちの図録創立の昭和8年から現代までの謙慎書道会の歴史がわかりやすく解説されています。
1997年に行われた揚州八怪展の図録清朝乾隆帝期に揚州に現れた書画家の軍団を言う。金農・鄭燮・八大山人など独特な作品が多数生まれのちの海上派にも影響を与えた。作家小伝として巻末に田中東竹先生による解説がついている。
帖学派、金石派の次は海上派の書家たちの展覧会図録です。上海で1869年以降に華開いた西洋の影響を受けた独特な表現方法が見られる海上派。