原色法帖選『北魏 高貞碑』二玄社 2018/07/12
二玄社の原色法帖選では故宮博物院蔵の沈樹鏞旧蔵の出土初拓『高貞碑』が 使用されています。 ほかのものに比べて鋭い線と浮き上がってくるような白の部分が印象的です。 二玄社の書跡名品叢刊ではほかの底本が使われているようなので 比べてみるのも良さそうです。
二玄社の原色法帖選では故宮博物院蔵の沈樹鏞旧蔵の出土初拓『高貞碑』が 使用されています。 ほかのものに比べて鋭い線と浮き上がってくるような白の部分が印象的です。 二玄社の書跡名品叢刊ではほかの底本が使われているようなので 比べてみるのも良さそうです。
明代の書家、張瑞図の行草書作品 躍動感ある筆の動きが折帖を広げると際立って見える傑作
東京古書会館にて今日から明治古典会主催の 七夕古書大入札会が行われています 今年は明治150年ということでいつもより多くの 明治時代の文献・資料が展示されています 今日7月6日と明日7月7日はどなたでも入場無料ですので 今しか見られない一期一会のお宝を落札されてはいかがでしょうか (入札は業者のみの代理入札制ですので会場でお声がけください)
宋の趙孟ふの行草作品でもともと清朝内府の秘宝であったものが土肥原中将の元に収まり 昭和12年に審美書院から発行された 料紙も美しく文字との調和が見られる逸品です
二玄社発行の『楊峴の書法』 高木聖雨へ編集で1992年に刊行されたが 隷書だけでなく行草作品や尺牘も多数掲載されている ほかに類書がないので楊峴を勉強される方にはお勧めです
弘法大師の入唐以前の師ともいわれる奈良時代の能書家 朝野魚養 の書写によると言われている薬師寺大般若波経。 奈良時代後期のもとのされているが優雅で丸みのある字体で書かれている
台北の故宮博物院にはたくさんの中国書道の名品が収蔵されていますが その中から選りすぐりの作品を集めて編まれたのがこの故宮法書のシリーズです。 現在までに何版も刷られていますが人気は衰えません。 他社の法書のシリーズより大きくて見やすいのが特徴です。
昭和48年癸丑の年を記念して松丸東魚のもと集まった62人の篆刻家による印集 62人で王羲之蘭亭序全文をそれぞれが印にしています 4文字から9文字まで個性豊かな印影が並んでいる楽しい1冊です 『昭和蘭亭印集』1函2冊 松丸東魚編 白紅社 昭和42年
現在、出光美術館で40年ぶりに宋磁を扱った『宋磁 ―神秘のやきもの』という展覧会が開催されておりますが、いつ見ても変わらないの美しさに魅了されます。 今回の展示でも名前が挙げられている東洋陶磁研究者の小山冨士夫が編集した 『宋磁』をご紹介します。現在の図録にはない図版の風合いから宋磁を楽しめる一冊です 『宋磁』小山冨士夫 聚楽社 昭和18年 出光美 …
奈良時代から奈良の諸大寺に伝わる古経を掲載した大型本 上下2巻と別巻の3冊組 上巻には写経、下巻は版経そして版経の口絵、挿絵を別巻にまとめてあります。