All posts tagged: 料理

『和菓子入門』鎌倉書房 2017/12/24

お正月が近づいてくるとお餅が食べたくなってきます 今年はお餅をついて鏡餅を作ってみるのもいいかもしれません。 ちなみに関西地方の鏡餅には関東では見かけない串柿を餅と橙の間に挟むそうです 柿の数は外側2個づつ、内側に6個で「外はにこにこ、中(仲)むつまじく」 地方によっていろいろ違うものですね。 『和菓子入門』鎌倉書房 昭和40年初版  

『家庭のお料理』日本クッキングスクール 2017/12/23

今日は天皇誕生日で明日はクリスマスイブ、そしてその後はお正月♪ おめでたい日が続きますが、そんな時こそ特別なお料理でおもてなし したいと思いますよね。 約40年前のおもてなし料理を見ながら今年の献立を考えてみてはいかがでしょう 限られた材料でも工夫次第でなんとかできそうな気持ちになってきます 表紙は生魚と生肉が隣合わせで並ぶショッキングな写真! 『 …

『私の英国料理』大原照子 柴田書店 2017/12/02

来年は英国ブームがおこりそうなので事前に予習をしたいと思います この本を開くと「英国式質実サラダ」とか、 言い得て妙というかユニークな表現が多くてついつい読み込んでしまいます 英国の食文化についてあまりよく知らない人でも なにか作ってみようかなという気持ちになりますので是非お勧めします 『私の英国料理』大原照子 柴田書店 1985年発行 &nbsp …

『スパイス』星川清親 柴田書店 2017/12/01

今日から12月という事で、突然寒くなりました そんな日にはホットワインでも飲んで、暖かい部屋でのんびりしたいものです ホットワインに欠かせないものと言えば、スパイス。 昭和51年に柴田書店から発行された『スパイス』をご紹介します 写真の数は少ないもののボタニカルアートのようなイラストと解説で 詳しくスパイスやハーブの各国の名称・特性・使用法などにつ …

飯田深雪『パティスリー』焼き菓子類 2017/10/20

2週間も雨が続いてすっかり引きこもりがちの週末です。 そんな時にはおうちでお菓子でも作って楽しく過ごしたいものです 飯田深雪さんの『パティスリー』にはアフタヌーンティーにぴったりな 焼き菓子がたくさん掲載されています 飯田深雪の料理シリーズ『パティスリー』焼き菓子類 海竜社

ヨーロッパ生菓子の本 2017/08/12

おいしそうなフルーツのケーキが表紙にある本を2冊紹介します。 片方はフランスを代表するパティシエ ピエール・エルメの1997年発行の「Plaisirs sucres」 もう1冊はスイス・フランス・イタリアなどヨーロッパ諸国の1970年代のパティスリーのレシピを集めた「Confiseries et Patisseries d’Aujour …

飯田深雪『アントルメ・メゾン』講談社 2017/08/09

毎日暑くて食欲もなくなってきたので、 そんな夏でも見るだけで自然とおなかが空いてくるようなお菓子の本をご紹介 昭和55年に講談社から発売された飯田深雪さんの「アントルメ・メゾン」。 アントルメ・メゾンとは、フランスで食後に出る甘いデザートのこと、とある。 内容は季節ごとのフランス生菓子のレシピと美しい写真、 それだけでなくそれぞれのお菓子の由来やお …

『現代スイス菓子のすべて』2017/07/27

西洋のお菓子といえばフランスを思い浮かべますが、 近代的で洗練された現代のフランス菓子と比べて 伝統的なスイスのお菓子は個性的でどこか山小屋とハイジを思い起こさせる 懐かしい雰囲気を持っています。 写真も可愛くて見るだけで幸せな気分になります

『和菓子技法』主婦の友社 2017/06/03

洋菓子の本に比べて圧倒的に和菓子の本が少ない! そんな中でかなり細かいところまで書かれているのが この『和菓子技法』です。 普段はセット売りですが、いま、あるだけ1冊づつ販売しています 饅頭だけこだわって作りたい方などにはおススメです 工芸菓子の巻は見るだけでも楽しめます 『和菓子技法 全7巻』主婦の友社発行 平成元年 【和菓子技法など和菓子の本を …

『吉兆』湯木貞一 入江泰吉(写真) 2017/05/18

料亭吉兆の昭和53年に発売された本『吉兆』を改めてみて 日本料理の世界のすばらしさに唸らされた 本編は月毎の庭、料理、軸の写真で構成されているのですが どれが欠けても足りないくらい見事に一つの世界が作られています。 別冊には作り方なんかは載せずに 写真にある食材をなぜ使っているかなど、湯木氏の興味深い解説がされています。 もちろん軸とお庭の説明もあ …